羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

いよいよ7月!

2007年07月01日 19時56分40秒 | Weblog
『平凡パンチの三島由紀夫』のことを書いたら、5歳年下の女友達から電話をもらった。

「電車の中吊り広告を、読んでいたのよね」
 小学校の同窓生で、私が6年生のときに1年生で入学してきた。
 年は下なのだけれど、どちらがお姉さんだかわからない。
 で、「平凡パンチ」は、あまり女学生は買わないが、同じように車中で表紙を見たり見出しを読んでいたことに、ウフッって感じだった。
 
 昭和35・6年から40年代半ばごろの東京をしばし懐かしんで語り合ってしまった。
 時代のエネルギーがあふれていた。
 戦後も少しずつ遠のいて、日本がみるみる豊かになっていく時代だったことを、大人になる前の私たちにもビンビンと伝わってきたことを確かめて、そこでまたウフッって感じだった。

 あれから40年以上の歳月が流れた。
 ここ数年の変化はものすごく早い。
 とにもかくにも半年後の予想すら立たないのだから、3年後なんてまったくどうなっているのか。それなのに先日、銀行員の人がやって来て驚くべき契約をつい結んでしまった。
「7年後にお受け取りになる国民年金を、私どもの銀行で取扱う約束していただきたいのですが」
「エッ、七年後ですか? 確かに先日三鷹の社会保険庁から58歳の調査がありましたね」
「どんな調査ですか」
「何でも58歳になった人に、年金を納めている月数を記してきて、間違いないかを確かめるものでした」
 
 で、計算すると私の場合すでに35年納めていた。 
 記載漏れはなかったと安堵したのだった。
 そろそろ老境にはいるのか?!
 我ながらドキッとしたところだった。
 契約書に住所と名前と年金番号を記して、契約成立だった。

 女友達としばし昔を懐かしんだり、思いもかけない契約をしたり、60歳を目前にして今ひとつ超えなければならない山が見えてきたところだ。
 いよいよ下半期。
 今日は、7月1日。
コメント (3)
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