今週の水曜日から三日間、家に籠もった。
新刊本の初稿ゲラをいただいて、校正するためだ。
この作業は、やってもやっても切りがない。
さらにプロの校閲者の目にかかると、もっと凄い。
「あぁ、そうか」
溜め息が出るくらいだ。
そして質問事項や‘ここはわからない’という指摘など知らされるときは、冷や汗ものである。今回はどんな汗が滴るだろう?
予想通り200ページくらいの本になりそうだ。
そしてこれからの大仕事は、写真が入って変更された段階で、文章をいじること。
終日、座ったまま黙々と読み・加筆し・削除しながら考えることの繰り返しの毎日だった。
ただ、私はこうした本つくりの時間を過ごすことが好きだ。
初稿が出てから苦しむことになる。陣痛が始まるわけだ。
しかし、この苦しみは必ず終わりがある。
産まれてしまえば、すぐにも私の元を離れて一人歩きはじめる。私の手の届かないところへ行ってしまう。どうにもならない。
あと半月は時間がかかりそうだ。
再校、そして再々校と、二回は読み、そして手をいれることが許されるだろう。
野口三千三先生没後10年の記録でもある。
ふぅ~っ。
新刊本の初稿ゲラをいただいて、校正するためだ。
この作業は、やってもやっても切りがない。
さらにプロの校閲者の目にかかると、もっと凄い。
「あぁ、そうか」
溜め息が出るくらいだ。
そして質問事項や‘ここはわからない’という指摘など知らされるときは、冷や汗ものである。今回はどんな汗が滴るだろう?
予想通り200ページくらいの本になりそうだ。
そしてこれからの大仕事は、写真が入って変更された段階で、文章をいじること。
終日、座ったまま黙々と読み・加筆し・削除しながら考えることの繰り返しの毎日だった。
ただ、私はこうした本つくりの時間を過ごすことが好きだ。
初稿が出てから苦しむことになる。陣痛が始まるわけだ。
しかし、この苦しみは必ず終わりがある。
産まれてしまえば、すぐにも私の元を離れて一人歩きはじめる。私の手の届かないところへ行ってしまう。どうにもならない。
あと半月は時間がかかりそうだ。
再校、そして再々校と、二回は読み、そして手をいれることが許されるだろう。
野口三千三先生没後10年の記録でもある。
ふぅ~っ。