「あったー」
ほぼ一週間、本を探していた。
「野口三千三伝」の資料本である。
あっちこっち、「ないはずはない」と確信を持って探し続けた。
本を詰め込んだ箱の下にありはしないか?
資料の中ほどに隠れていないか?
そこにあるはずはない、と思うところまで、念には念を入れて探し続けた。
あっち こっち、ひっくり返しては、がっかりの連続だった。
同じところを何度も、見直しても出てこない。
諦めかけて、アマゾンに再注文するしかないのか。
いや、待てよ、もう一回探してみよう。
呪文を三回唱えてみた。
「清水や音羽の滝の尽くるとも失せたるものの出でぬことなし」「清水や音羽の滝の尽くるとも失せたるものの出でぬことなし」・・・・
人によって少し違うパターンがあるようだ。
祖母から習ったこの呪文は、「針」でもあったような気もする。
見つけている「もの」に言い変えて唱えるわけ。
出てきたんですよ。
横に重ねられた大きい本と本に挟まれて、背表紙が見えない状態になっていた。
諦めないこと!
最後は呪文を唱えること、でありました。
「清水の音羽の滝の尽くるとも失せたる本の出でぬことなし」・・・・でございますー。
『プロパガンダ・ポスターにみる 日本の戦争 135枚が映し出す真実』 田島奈都子編著
これで、三千三伝の戦争の時代、前半の気がかりだった一箇所は、大丈夫、大丈夫 大丈夫。。。。。
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