素晴らしい👍
北川学さん。僕らは25年以上前に知り合った。
昨夜、敵陣視察(毎週「CODE」というドラマを読売テレビ制作・日本テレビ系で放送中)の為、TBSの「VIVANT」を観ていた。
そのエンドクレジットに「北川学さん」の名前が「スケジュール 北川学」として載っていたのである。「演出 福澤克雄」の時、最近、必ずスケジューラーは北川さん。あの「半沢直樹」も北川さんがやっていた。
北川学さんには、連続ドラマ「心療内科医涼子」のチーフ助監督をやってもらったのが初めての出会い。25年以上前の話。
ドラマの後半「第8話」で、1本「演出」してもらった。サブタイトルは「トラブルメーカー」。ゲストは「松嶋菜々子さん」。松嶋菜々子さんがブレイクする直前だった。
北川学さんは「ドラマ初演出」。撮影現場の近くのロケバスに僕がいると、「脚本」について、いろいろ訊きに来て、二人で熱いドラマの話をしたのを今でも鮮明に憶えている。彼が撮った回はとても面白く、よく撮れていた。
彼はフリーでやっていて、その後、TMC(東京メディアシティ・砧スタジオ)で偶然再会、立ち話をした。その時はフジテレビのドラマの「演出」をやっていた。
「フリーの助監督」がドラマの「演出」を任される機会は本当に少ない。現実は、「テレビ局のディレクター」が優先される事が多い。
「演出」の機会を得ても、「撮影のスピード」と「出来上がったドラマのクオリティ」がシビアに問われる。「俳優を御する力」も。
「テレビ局のディレクター」なら、「プロデューサー」に「文句の1つも言える機会」があるが、「フリーのディレクター」にはそれが無い様に思う。
僕はドラマを観る時、必ずエンドクレジットをテレビ画面に顔を近づけて見る。一緒にドラマをやったスタッフがいるかどうかを探すのだ。
モンゴルへ長期間ロケをした「VIVANT」。主役級の俳優が何人も出演している。
そんな中、「撮影スケジュール」を書くのは大変な仕事だと想像する。
「北川学さん」もドラマの「演出」を今でもやりたいのでは、と思う。
「食べる為に好きなドラマの仕事をする」
「VIVANT」という「映画ではないか?と観てて思わせる素晴らしいドラマ」に関わっている北川学さん。
これからも、エンドクレジットを凝視して、君が関わっているドラマは観ていくので、極暑の夏、健康に気をつけて頑張って欲しい。