本日、日本共産党足立区議団で区長にたいして「東日本大震災に関する緊急申し入れ」をおこないました。
3月11日午後2時46分におきた東北関東大震災(東日本大震災)は国内観測史上最大で、経験をしたことのない甚大な被害を及ぼしています。区としてもすでに被災者救援などさまざまな対策がとられていますが、現時点で、対応の強化をもとめて申し入れを行うものです。
1、 震災区民総合「なんでも相談」窓口の設置について
区内でも被害が発生し、また東北出身者や親戚、縁者も多い中で、不安がたかまっています。震災に関する(仮称)「なんでも相談」窓口を開設し、どのような相談にも応じられるようにすること。
2、 情報提供について
震災に関する情報提供について、適確で迅速に行なうよういっそう務められること。
3、 区内の被害の状況把握について
区内の被害状況の把握にいっそう務められ、対策も講じられること。
区営住宅等ついては、被災者に開放するなど、対策をとること。
4、 東北の深刻な被災地への救援活動について
区としてもつよめられること。
5、 放射能対策について
区内の放射能レベルの測定を行い、測定結果を区民に公表すること。
個別のことがらについては適時、適切に対応を求めてまいります。
以上
(追加項目)
2にかんして
計画停電の情報について
● 特に第4グループと第5グループに重複している伊興1.2丁目や六月3丁目、栗原1丁目などについては、大変混乱と不安を生じています。番地ごとにどちらのグループに属するかを早急につかみ、周知していただきたい。
3にかんして
● 破損した外壁・瓦などの修繕策としても有効な「住宅改良助成」の改善を大至急行い、
区民 区民の要望に応えていただきたい。
● 区施設でない公的住宅(都営住宅・UR住宅)では、亀裂・地盤沈下などで深刻な状況もある。区からも関係機関に対し、それぞれ調査とその対策を居住者に周知されるようにしていただきたい。
(特にUR栗原団地はひどい状況です)
5にかんして
● 電力不足の中で有効な太陽光発電設置補助金を、この時期に削減するのでなく、緊急策としても補助金額は現状維持とし、今後啓発・普及を進めること