Naoの誰でもわかる!英語の話

英語を勉強している人へ、面白い、ためになる話し、知識・情報などを、誰もがわかるように書いていきます。

「使える英語表現」(No.2)

2005-08-19 | Weblog
表現2)Make は「作る」じゃないの!?

John: We need to elect a new president of our club. I would like to be nominated. Why
   don't we have a meeting at 6 p.m. today?
Mary: Sorry, I can't make it. I will be out of town then. I think you will make a good
   president.

さてさて、Maryは2回「make」という言葉を使っていますが、どんな意味かわかりますか? なんとなく…わかるような、わからないような?答え!最初の「make」(タイプ1)は「ゆうずうがきく」「そのようになる」「やれる」「間に合う」といった意味から、「その会合には出れないわ」という意味になります。その次の「make」(タイプ2)は、「~になる」「~なる素養・資質がある」という意味で、「あなたならいい部長になると思うわ」くらいの意味になります。Makeの「作る」以外の用法としてこの2つは日常の会話によく出てきますので、覚えておくと便利ですよ。え?まだわかりにくい?それでは以下にさらに例文を記しますので、よく読んで、その意味、使い方を自分のものにしてください。
(タイプ1)"I'm late! I don't know if I can make this train." "Wait! Ah, I couldn't make it."
(タイプ2)"You are so kind and sweet. I am sure you would make a good wife."
どうですか?しっかり頭に入りましたか? I hope you got it.(この意味がわからなかったら第1回を見てネ)Bye! (N.N.) (C)2005

「使える英語表現」(No.1)

2005-08-19 | Weblog
表現1)I got it.(わかった)

日本語の「わかる」にあたる単語を探すと、すぐに出てくるのは「understand」「know」ではないだろうか。では、「わかった」という日本語が浮かんだ時には何と言うか?主語は自分で、「~った」なのだから、「I understood.」あるいは「I knew.」になるのかというと、そうはならない。まず「わかった」というのは現在の状態を言っているので、過去形はなじまない。「わかっていた」「知っていた」ではないからだ。そうすると、「I understand.」あるいは、「I know.」 の方がいいような…。しかし、「I understand.」 は、「わかります」という納得、理解を示す表現なので、ちょっと違う。じゃ、「I know」はというと、「知ってるよ」という意味で、「そんなことはわかってるよ」という感じ。「わかっ た!」とは違う。そこで!使うのが、「I got it. 」という表現。getという単語には、「得る」から派生した「わかる」「理解する」という意味がある。そして、この単語は過去形になっても「得た」→「わかった」というふうに、いわゆる「過去」の意味を強く持たない。ので、だれかに、「Did you get it?」(わかったかい)と聞かれたら、「I got it.」(わかったよ)と言えばいいのである。あるいは、一人で「どうすればいいのかな~?」って考えていて、「あ、そうか、こうすればいいんだ」って時も…、そう、「I got it!」 なのだ。Did you get it? (N.N.)(C)2005