Naoの誰でもわかる!英語の話

英語を勉強している人へ、面白い、ためになる話し、知識・情報などを、誰もがわかるように書いていきます。

「使える英語表現」(No.7/Part1 )

2005-08-29 | Weblog
表現7)What does it have to do with it? (それがそのことと何の関係があるの?)

映画をみていると時々、いや、結構多く出てくる表現ですね。でも、まず始めの疑問。「「have to do」は「~をしなければならない」じゃないの?」って思ってません?そうですよね~、普通は。でも、その時は「have to do +何か(名詞)」ですよね。でも、ここでは「do」の後は名詞じゃなくて「with」(前置詞)。ということは「do with」で何らかの意味を持っている…?そうです、実は「to do with」で「~と関係がある~」「~に関係している~」って意味があるのです。次の例文をみて下さい。

1)I have nothing to do with it.
(僕はそれに関係する何も持っていない→「僕はそのこととは何の関係もないよ」)

2)The accident has something to do with the engine trouble.
(その事故はエンジンの故障に関係する何かを持っている→「その事故はエンジンの故障と何らかの関係がある」)

ということで、通常は「to do with」は、その前に「something」「anything」「nothing」
「a lot」等がついて「~と関係する何か(多くのもの)」といった意味で使われます。以下、今回の表現が作られる過程です。

it has something to do with it

it has (what?) to do with it
↓(what が前に出て…)
What does it have to do with it?

まずは文の形についての話しでした。次回はその使い方について話しをしますのでお楽しみに。See you very soon! (N.N.)(C)2005