グリーンアドバイザーの5年毎の更新時に伴う、講習会に参加してきました。
講習会会場は、ホテルイースト21東京のホールで行われました。
第1部の講習のテーマは、「人は何故花で癒されるのだろうか?復興支援で解った事、私たちにできる事」
講師は、小杉 波留夫(こすぎ はるお)氏。
東日本大震災から4年目。被災直後からグリーンアドバイザーによる花いっぱいキャンペーンを展開して、
被災された地域と一緒に花と緑で復興を支援してきました。
現地のGAさんなどの活動を共有するための紹介がありました。
第2部の講習テーマは、「草花と日本人」で講師は、大森亮尚(おおもり あきひさ)氏。
大森氏から「死者やお墓にお花を手向けるのは・・・・・世界中で当たり前の行為ですが、なぜ花をお供えするのだろうの問いかけから、お話がはじまりました。
万葉集などから花を題材にした和歌の解説がおこなわれました。
「帰り来ぬ 昔を今と 思ひ寝の 夢の枕に にほふ橘」式子内親王 新古今集 巻三
「さつき待つ 花橘の 香をかげば 昔の人の 袖の香ぞする」伊勢物語 六十段
「言に出でて 言はばゆゆしみ 朝顔の ほには咲き出ぬ 恋もするかも」巻十 二二七五)