4月の終わりに事故があってから一か月、ようやく船が海底から引き揚げられて
今日、調査のために陸あげされたというニュースがありました
5月の終わりには、事故当日の切羽詰まった118番通信記録がニュースになりました。
その通話記録には、
LJ(ライフジャケット)装着済
という言葉もありました。
乗客たちは、LJで浮かんでいれば助かるだろうと思っていたことでしょう
でも4月末の北海道の水に入っては行けなかったんですね。
残念ながら、助かった乗客がいまだに出てきていません。
不謹慎ですが、映画タイタニックを思い出してしまいました。
ボートや浮かんでいた木に乗れた人は助かって、
木にしがみついてはいたが水に浸かっていた人は
主人公も含めて次々に沈んでいってしまいました。
映画を見たときには、疲れてしがみつく力が残されていなかったのかなぁと
思っていましたが、
水温で体温が奪われて気を失ってしまっていたんですね
この事故が起こった時にも書きましたが、
海も山も、家の周りでさえ、命が脅かされる危険がたくさんあります。
幸いにものこされた私たちは、今回の事故を教訓に
・遊覧船に乗るときは、LJの装備だけでなく全員が乗れるだけの救命ボートが設置されていること
を旅行会社に確認することが必要なんでしょう。
ただ毎日毎日、船の引き上げの様子や
船会社や遺族・家族の様子をTVで流す必要があるんでしょうか?
遺族は悲しいに決まっているし、不明の家族も心配しているでしょう。
船会社の社長のまわりを取材しても、至らなかった点しか出てこないでしょう。
警察じゃないんですから、いまはそっとしておいて
全ての調査が終わり、責任が明らかになり、賠償が済んだ後に
一度だけ報道してもいいのではないですか