NHK大河ドラマ 光る君へ
の感想です。※ネタバレありです。
光る君へ 第18話
<出展:NHK『光る君へ』公式ページより>
あぁ~っ、史実とはいえ、前回道長の長兄・関白道隆が糖尿病で
今回まひろの母のかたきの次兄・道兼が
関白になったばかりなのに疫病で退場しちゃいました。
2人とも壮絶な最後でした。
七日関白と言われた道兼、まさに道隆から7日後の放送日で退場させるとは
NHKさん、やるね(^^)v
そしてまひろの思い人、三郎道長が政権のトップに上り詰めました。
2話連続して、父に兄に『御子を産め』と睨まれても表情一つ変えない高畑充希さんの定子、
『麒麟が来る』の川口春奈さんの軍師・帰蝶を思い出しました。
・・・怖っ(^-^;
あなたは、えらくなって政で民を救って。
わたしは、私のやり方で民をすくう
と廃屋での別れのことばを言ったまひろ。わたしは、私のやり方で民をすくう
まひろは、自分のやり方を『書くこと』と見つけました。
そして、今回道長は自分のやり方で政を為せる立場になりました。
で、ラストシーンはあの廃屋で約束もなく出会う二人。
道長を見て、まひろの心の声、
昔の己に会いに来たのね
でも今、語る言葉はなにもない
と昔のように抱き合うではなくでも今、語る言葉はなにもない
すれ違って去っていくまひろ。
『昔の己』『今、語る言葉はない』
道長はトップになったが、何をしていいのかわからず、ここにきたが
まひろにもどんな政がしてほしいのかわからない・・・という意味なのかな?
まひろは、将来の夫・宣孝から
試験に受かれば身分に関係なく登用される
という中国の科挙の話を聞き、
そして弟・惟規に
民に変わって時の為政者を正す
新楽府という漢詩の書物をてにいれるようにねだっていました。
いずれ、入内した道長の娘の女房として仕えるようになる紫式部ですから、
漢詩で道長の政を正すという伏線か?
歴史の授業のイメージの道長がどうみても傲慢で強引な為政者でした。
今回の大河は、まだ彼を欲がなくのんびり屋に描いてますが、
政権を手に入れ、娘たちを入内させ暴走していくのかな。
そしてそんな悪党・道長を、
直秀を一緒に埋めて泣いたころに戻すのが、
ソウルメイト・紫式部の役目というドラマにしていくのかな?
今後も楽しみです。
※あくまで、私の個人的な感想です