久しぶりに尾身会長がテレビに登場していました。
『コロナ新指標を了承 医療の逼迫状況重視』という内容の会見です。
流行り病に対する行動の指標を
ステージと称する新規感染者数などに基づく4段階から、
医療体制の逼迫度合いを重視した5段階のレベルに変更するのだそうだ。
新規感染者ではなく、新規検査陽性者のことだろうと思いますが、
今後は『今日の新規検査陽性者数は・・・』から
『今日の医療体制の逼迫度合いは・・・』という発表に変わるということでしょうか?
医療体制の逼迫であれば、まさに『感染者』ということになりますね。
でも尾身さん、会見では
『新規陽性者の数も引き続き見ますが・・・』と言ってましたので
単に『指標の呼び名をステージからレベルに変えただけ』かもしれません。
つーか、
まだ、分科会が機能していたんですね
総理大臣が変わって、有権者の民意を受けた後ですから、
てっきり、『メンバー総とっかえ、もしくは解散』を期待していたのですが・・・
残念です。
医療体制を新しい指標にするのであれば、
何処の病院がどのくらい逼迫しているのか、
空いている医療機関に自治体をまたいで搬送するなど
病院の逼迫具合にデコボコがないかどうかの指標も入れてほしいと思います。
そして、新しい指標の『レベル』ですが、
レベル0=新規感染者ゼロの状況
レベル1=安定的に一般医療が確保され、コロナに医療が対応できる状況
レベル2=医療の負荷が生じているが、病床増で対応できる状況
レベル3=一般医療を制限しなければ、適切な対応ができなくなる状況
レベル4=一般医療を制限しても、対応できない状況
なのだそうです。
この中で『レベル0はありえないので、実質4分類で従来通り』ですね
そして、『レベル3が緊急事態宣言相当』とありますが、
宣言の内容は、また『行動制限中心』なのでしょうか・・・
新指標をまとめたのなら、新しい対策も発表してほしいものです。
このメンバーじゃ、対策も変わらないでしょう
残念です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます