沖縄に帰ってきたら絶対に行こうと決めていたフレンチのお店「イビスキュス」さん。本島南部は旧知念村の志喜屋漁港近くにあるお店です。店名は英語でHIBISCUSと記載するので「ハイビスカス」と読むのかな~って思っていましたが違うんですね。
1月末の日曜日。天候は快晴。ドライブ日和。
これは妻とランチデートにぴったりな日だな~って朝のジョギング中に、ランチは「イビスキュス」さんでフレンチだなって思い立ち、正午過ぎにお店に到着できるように11時半に自宅を出ました。
車の中からお店に架電してリザーブして初訪問です。
百名バイパスからわき道にそれて志喜屋漁港に下る坂道を降りていく途中にお店がありました。
外観からとても綺麗なお店です。全面ガラス張りで南部の海が一望できる場所ですね。
店内に入るとお客さんはおらず(後に2組入店)、窓側の二人掛けテーブルがリザーブしてありました。
店内の内装、テーブルの皿など、本格的なフレンチの雰囲気がありますが、こちらはカジュアルフレンチになります(というか、沖縄のフレンチのほとんどがカジュアルフレンチです)。
ということで、ランチコースの値段もお手頃価格。
「気軽なコース」3,300円(メインが肉or魚)、「砂浜のコース」3,850円、「シェフおすすめコース」5,500円の3種類があります。
ちなみにディナーは、「夕暮れのコース」5,500円と「イビスキュスのコース」11,000円の2種類です。
さて、ランチのコース。皆さんなら何を選びます。
カジュアルフレンチなどでよく見かけるメインが1つ、メインが2つの金額差って、こちらのお店の550円とは違って、もっと開きがありますよね。こちらのお店のように差があまりない場合は、素直にメイン2つを楽しめるコースを選ぶべきだと思うんです。ただ、その場合、メイン1つのサイズ感とメイン2つのサイズ感が違うという意見もありますよね。お店によっては、メイン2つだけと1人前のコースということで少量を楽しむ感じという配分をされると思うんです。
その結果、nobutaは「砂浜のコース」を即決。妻はお魚の「気軽なコース」を選択しました。
食べ終えた妻の感想は「私も砂浜のコースにすればよかった」というものです。
ということで、「砂浜のコース」を軸にレビューをさせて貰います。
まず、メニューを確認すると「砂浜のコース」は、前菜、お魚料理、お肉料理、デザート、食後のお飲み物で構成されています。
前菜の前に、一皿出てきます。
手で食べる先付で、この日は「県産豚のアリエッタ」でした。
ピクルスがアクセントになっていてお菓子感覚で頂きます。
前菜の前にバケットがやってきました。
このバケットがすこぶる美味いのです。nobutaはハード系の硬いバケットが好きなんですが、まさにその通りのバケットで、かつ、味わい深いんです。癖のある味で、お店の方にどこのパンか確認したところ、自家製なんだそうです。
こんなに美味しい自家製のバケットを作られるとはすばらしいですね~。
バケットだけ別個に購入したいくらいです。
nobutaが美味しい!を連呼したためなのか、3、4回くらいおかわりを出してくれました(汗・・要求したわけではありません)
さて、そんな美味しいバケットを食べていると、前菜がやってきました。
それがこちらの写真です。
見事でしょ!
これ近海魚のレアグリルのサラダになります。ソースがあっさりしているので、見た目以上に淡白ですが、それでいて美味しいんですよ。
しかもボリュームもありますしね。
そして、メインの1つ目。この日は「鯒(コチ)のポアレ 冬野菜のスープ仕立て」になります。
鯒は当然として里芋が美味いんですよ!しかもスープが見事。
妻のコースはここまでなんですが、nobutaのコースはメインの2品目がやってきます。
それが最初の写真にある「県産豚のポアレとグリル野菜 マスタードソース添え」になります。
550円しか違わないんです。当然、メイン2つを選ぶでしょ!
もちろん、妻にもおすそ分けして一緒に食べましたけどね(苦笑)
で、デザートが「果物のチーズケーキ ココナッツソース」になります。
これと味わい深い珈琲を頂きながら、外の景色を見ながら寛いで満足なフレンチランチを堪能しました。
こちらのお店も「GotoEATおきなわ」の加盟店になるので、電子チケットで清算。
ホントお得ですね!
お店を出るときには店主も調理場から出てきてご挨拶をしてくれるなど、接客も丁寧で良いフレンチのお店でした。
また、夏の暑い頃に訪問したいですね。
ご馳走様でした!!!!
南城市知念志喜屋187-3