沖縄って鰻屋さんが極端に少ない土地柄です本島内には両手で数えるくらいしかお店はないと思いますし、本格的な鰻屋になると更に少ないんじゃないかと思うんですよね。
そんな鰻屋不毛地帯だからこそ、新しい鰻屋って非常に大切だと思うんですよね。お店を開こうという意気込みが他の飲食店以上に想いが込められているような気がするんです。
さて、鰻が有名だった浦和に3年住んで沖縄に戻ってきたnobuta。浦和でお祭りがあれば、鰻弁当をよく購入して食べてましたけど、鰻屋で食べるというのは沖縄ではなかろうと諦めてました。それが、なんとnobuta不在中に国場交番の真裏に「鰻屋」がオープンしているじゃないですか!
それは一度訪問しなければなりませんね。って思いながら間もなく1年経過しそうな2月半ばのお話になります。
「ハピ特」の登録店舗をネット検索していたところ、数少ない登録店の中に、その「鰻屋」である「兆」さんが登録されていることに気が付いたのです。これはチャンスです。そもそも、本格的な鰻屋ということは、それなりに値段も張りますから、プチ贅沢なイメージがあるんですが、「ハピ特」は30%のお得率!
期限も2月末までとなっているので、こういう時に訪問しないでいつ訪問する?
今でしょ!!!
・・ってことで、日曜日のオープン時間である午前11時にお店に着くように自宅から車で向かいました。
5分ほど前に到着すると「営業中」の看板が出ています。もちろん、一番乗りのお客さんであるnobuta。店内に入るとカウンター席がありますが、そこはコロナ対策で利用できないような感じになっています。店内は右手に掘りごたつの居間があり、3卓が並ぶ和室。その反対側の左手には個室が完備されている様子です。
掘りごたつの一つに陣取ってメニューを確認します。
ひつまぶし 特上 3,700円
ひつまぶし 上 2,700円
鰻定食 特上 3,200円
鰻定食 上 2,200円
鰻重 特上 3,000円
鰻重 上 2,000円
全て税込み価格です。
沖縄で「ひつまぶし」があるなんて素敵ですね~(笑)
これは、「ひつまぶし」特上で決まりでしょ!
妻にバレたら殺されそうですが、「ハピ特」の威力を十分に堪能するには特上以外あり得ません(と自分に言い聞かせます)。
注文するとお茶と一緒に鰻骨煎餅がやってきました。
こやつをボリボリと食べながら地元新聞の読んで料理が出てくるのをゆっくりと待ちました。
そして、登場したのが最初の写真です。
アップがこちらになります。
美味そうでしょ(笑)
ただ、こちらのお店は「ひつまぶし」の説明書きがありません。
nobutaは、大分日田の「ひたまぶし」から名古屋の「ひつまぶし」を食べてきたので、食べ方は承知しているんですが、沖縄県民は食べ方を知らないのではないでしょうか。そもそも「ひつまぶし」とは何ぞやという若い方も多いような気がします。
メニューにでも書いてあるのかと思ってメニュー表も見ましたけどありません。
もしかしたら、質問を受けた場合だけ食べ方を教えてくれるのかもしれませんね(汗)
とりあえず、nobutaは手順通り食べ進めました。
薬味が少ない気がしますけど、そこらへんはご愛敬でしょうか。
特上ですから、もちろん、激美味な鰻を食べる事ができます。
沖縄だと、スーパーで日本産のウナギを妻が購入するくらいで、それもほとんどは鰻馬鹿な長男が食べちゃうので、nobutaにとって鰻は浦和以来・・・胃袋に美味さが染みますね~(笑)
次は鰻重を食べに再訪してみようと思います。
ご馳走様でした!!!
那覇市仲井真1