今回の沖縄の旅行は何度もここに書いていますが超大型機、ANAのボーイング777-200に乗れるということが最大の楽しみになっています。そこで、つい気をよくしてANAのホームページで僕の旅行する期間の国内線全路線の使用される機材を調べてみました。なお、国内線の超大型機とはボーイング747-400D、ボーイング777-300、ボーイング777-200のことをいいます。結果は予想したとおり、羽田~伊丹、新千歳、福岡、那覇という4大路線に使用されるのが圧倒的多数でした。このように国内線の超大型機は世界中見ても日本だけみたいですし、しかもほとんどがその4大路線に集中的に使用されていますので、国内線の超大型機ということ自体が特殊な存在だといえそうです。では、この4大路線以外で超大型機が就航している路線は、セントレア~那覇(1.5往復)、セントレア~新千歳(0.5往復)、羽田~関空(2往復)、羽田~函館(1往復)、羽田~小松(2往復)、羽田~広島(4往復)、羽田~松山(2往復)、羽田~熊本(1往復)、羽田~長崎(1往復)、羽田~鹿児島(1往復)、伊丹~新千歳(1往復)、伊丹~那覇(1往復)、関空~那覇(1往復)、福岡~那覇(1.5往復)、成田~伊丹(これは国際線用で1往復)とわずか19路線しかありません。それだけ、超大型機の運用はほとんど羽田を中心とした目的地への単純往復ばかりになって、小型機のような運用のバラエティーがほとんどありません。
それと、今回ANAの国内線の全路線の機材を調べてみてわかったことですが、震災の影響か羽田発を中心に需要が減ったためか、多くの路線で機材小型化が進んでいます。これが一時的であればいいのですが、これが構造的なものになると国内線の機材小型化がますます進み、ボーイング767-300クラスの大型機に乗ることさえ特殊なことになってしまいそうです。しかも、国際線でも機材小型化がどんどん進んでいますので、通路が2つある大型機に乗るという行為自体がますます特殊なことになるかも知れません。そうなると、そう遠くない将来に予定されているANAのボーイング747-400Dの完全退役の時期が早まるかも知れませんし、ボーイング767-300も退役が進み、代わりに小型機の導入がますます推進されることになると思います。
ついでに、JALのホームページでこちらも僕が旅行する日の国内線全線の機材を調べてみましたが、こちらはもっと状況が厳しく、すでにボーイング747-400が全面退役しているこもあってか、超大型機は前述の4大路線以外には、伊丹~新千歳、伊丹~那覇、成田~伊丹(国際線用)の各1往復ずつしかありません。したがって、JALの国内線の超大型機はわずか7路線ということになります。このように、僕が超大型機に乗れるのを機に、国内線全線の使用される機材を調べてみましたが、思った以上に機材小型化が進み、大型機が置かれている厳しい現状というのが明らかになりました。この調子で行くと、大型機は中長距離国際線に使用されるのみになり、庶民の手に届かないものになってしまうかもしれません。最近、近距離国際線に格安航空会社も就航していますが、これも運航コストを下げるためほとんど小型機ばかりです。このようにして思うと、僕が今回の旅行で国内線の超大型機に乗るというのも、「いまのうちしか楽しめない」という何だか刹那主義的なものを感じます。とにかく、これからは大型機にとって逆風の時代になるかも知れません。通路が2つある大型機のことをワイドボディ機といいますが、いつか「ワイドボディ機時代の終焉」とならないことを祈りたいものです。
それと、今回ANAの国内線の全路線の機材を調べてみてわかったことですが、震災の影響か羽田発を中心に需要が減ったためか、多くの路線で機材小型化が進んでいます。これが一時的であればいいのですが、これが構造的なものになると国内線の機材小型化がますます進み、ボーイング767-300クラスの大型機に乗ることさえ特殊なことになってしまいそうです。しかも、国際線でも機材小型化がどんどん進んでいますので、通路が2つある大型機に乗るという行為自体がますます特殊なことになるかも知れません。そうなると、そう遠くない将来に予定されているANAのボーイング747-400Dの完全退役の時期が早まるかも知れませんし、ボーイング767-300も退役が進み、代わりに小型機の導入がますます推進されることになると思います。
ついでに、JALのホームページでこちらも僕が旅行する日の国内線全線の機材を調べてみましたが、こちらはもっと状況が厳しく、すでにボーイング747-400が全面退役しているこもあってか、超大型機は前述の4大路線以外には、伊丹~新千歳、伊丹~那覇、成田~伊丹(国際線用)の各1往復ずつしかありません。したがって、JALの国内線の超大型機はわずか7路線ということになります。このように、僕が超大型機に乗れるのを機に、国内線全線の使用される機材を調べてみましたが、思った以上に機材小型化が進み、大型機が置かれている厳しい現状というのが明らかになりました。この調子で行くと、大型機は中長距離国際線に使用されるのみになり、庶民の手に届かないものになってしまうかもしれません。最近、近距離国際線に格安航空会社も就航していますが、これも運航コストを下げるためほとんど小型機ばかりです。このようにして思うと、僕が今回の旅行で国内線の超大型機に乗るというのも、「いまのうちしか楽しめない」という何だか刹那主義的なものを感じます。とにかく、これからは大型機にとって逆風の時代になるかも知れません。通路が2つある大型機のことをワイドボディ機といいますが、いつか「ワイドボディ機時代の終焉」とならないことを祈りたいものです。