ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

バイキング(1/9)6

2018-01-16 13:09:00 | メディア
さて、大相撲の話題も大詰めらしく、初場所後の理事候補選挙の話になり…
理事解任となった貴乃花親方に票が集まると確実視される中
「貴乃花一門から離反者が出る可能性もある」と、やくさん

が、その前に…と放送当日に行われる明治神宮での奉納土俵入りで
「ここんところ、ずーっと独善的な土俵入りをしてた」白鵬関が
「型を崩しちゃって、この間、色々注意された」ことを受け
「元のキチンとした土俵入りをするかどうかで反省の度合いが判る」と話され

「じゃあ『みんなのニュース』観た方が良いですね」やら
「出来たら『グッディ』で生でやって頂きたい」やら盛り上がってましたが
甲斐さんの笑っておられる顔を見て奥さんいわく…
そういえば「高橋克実くんがいるから『グッディ』出たい」って言ってたよね?
まあ、安藤さんのことは苦手っぽいみたいだけど…(苦笑)

…で、その土俵入りをご覧になったやくさんは
「これは気持ち悪いですよ
こんなことをしている人は歴代でいません
不知火型ではなくなっている
独善的な土俵入りを直して来るかなと思っていたら、直して来ないので
こんなものかな…まだまだ自己主張をしたいのでしょう」
…とコメントなさってました(汗)

数々の不祥事の影響で、この土俵入りの見学者は昨年より1400人減少し
初場所初日の天皇・皇后両陛下のご観戦も見送られたそうだけど
この日の国技館は満員御礼、初場所の前売りは完売
懸賞の申し込みの落ち込みもなく
21年ぶりに全6場所で「大入り」となった昨年に続き、好調な滑り出し

でも、九州場所の千秋楽では
「皆様には多大なご迷惑をおかけしたことをお詫び致します」と謝罪なさって
ファンから惜しみない激励の拍手を受けられた八角理事長が
この日は「今後も土俵の充実をもとに努力して参ります」と騒動には触れず終いで
やはり「観客はカヤの外」的な態度でいらしたのが残念…(汗)

まあ、白鵬関は結びの仕切りの間
観客から「張り手とカチアゲはダメだぞ!」との声を浴びたり
横綱審議委員も見守る中、思うところがおありだったのか?
いわゆる「横綱らしい」立ち合いを見せておられました

確かに、伝統を重んじる方にとって相撲は「神事」であり
だからこそ「品格」にこだわられるんでしょうけど
その中に「日本の国技なんだから」と
外国人力士の方々を受け入れ難く思うお気持ちもナキニシモアラズかなあ…?

かつて、高見山関が人気者でいらしたのは
失礼ながら「日本人横綱」を脅かす存在ではないという認識があったと思われるし
小錦関や曙関はちょうど良い敵役(失礼!)だったのが
今や幕内上位にはモンゴル出身の力士がひしめくようになり
「危機感」を募らせておられるんじゃないかと…?

白鵬関の「待った」問題にしても
例えば、この番組で話題に取り上げられたように
星野仙一さんが、時に暴力も辞さない猛烈な抗議をなさったことは
「熱い闘志の表れ」として、どちらかと言えば好意的に受け止められていたのに対し

「郷に入っては郷に…」というのも判るし、相撲界では「前代未聞」とはいえ
「勝ちにこだわる気持ちの表れ」であることに変わりはない行為を
「有り得ない愚行」と呼ぶことで
「何かと『しきたり』を乱す」外国人力士を攻撃して
溜飲を下げておられるようにも思えます(苦笑)

ともあれ…やくさんは「貴乃花一門以外の人でも、心酔してる人はいるかも知れないけど
肝心の一門は『一枚岩』なのか?
世間から見ても常識的な人達が、一定の距離を置くことはないだろうか?」と話され

また、3月の理事長選挙については
「もし八角さんが選挙に出ない、理事長を退く意思がおありだったとしたら
自分に処分を科す段階で、それなりのことを下したでしょうから」
八角理事長が選挙に出られるのは確実と見られ
結局、再選されるだろうとおっしゃってました

「前代未聞」というなら、イチ理事である貴乃花親方に対する処分と
理事長であるご自身のそれのバランスの悪さも前代未聞ですもんね(苦笑)
当然、やくさんは「今回、理事長は1回退いた方が良い」とご発言

大隅さんは、前回の理事長選の票の内訳を説明なさるそばから
坂上さんに「『八角理事長のままで良いと思ってるんですか?』と
お訊きしてるんです!」と詰め寄られ(苦笑)
「それしかないと…」とお答えになったトコへ
「それしかない?それで良い?」とカブセ気味に確認されていらしたのを
小声で「フフフ…(笑)」と甲斐さん(笑)

「甲斐さん、どう思います?」と訊ねられ
「イヤ、僕も1回…今回、退いた方が…世の中の、というより心証としてね
良いんじゃないかって感じがしますけどね」とお答えになり
坂上さんは「八角理事長も伊勢ヶ浜親方も貴乃花親方も
今回の理事選には出ないで頂きたい
そこからキレイに始めて欲しい」と結ばれてました

余談ですが…星野智幸さんの著書
「のこった もう、相撲ファンを引退しない」についてのレビューに
「かつて、琉王という沖縄出身の力士がいた
1972年の沖縄返還後もしこ名を改めず
幕内の下位にいながら『日本人』で占められた角界に
敢然と挑もうとしているように見えた
それでも非難はされなかったと記憶している

ところが、時代は変わり、今や幕内上位はモンゴル人力士が多く占め
それに伴い『モンゴルへ帰れ』という野次が飛んだり
『日本人』力士に盛大な拍手を送ったりする光景が目立つようになる
つまり、大相撲がナショナリズムを高揚させ
『日本人』の一体感を煽るような政治空間を作り出しているのである

相撲で重要なのは、国籍や民族ではなく技である
なまじ国技などという名称が定着してしまったために誤解されるが
相撲の技自体は『日本人』でなければ体得できないものではない
観衆は『日本人』力士が勝ったことに対してではなく
どの力士であろうが見事な技で勝ったことに対して拍手を送るべきなのだ」
…と記されていることにハゲ同です

イエモンの【JAM】に出て来る
「日本人はいませんでした いませんでした」という歌詞を思い浮かべてしまいました(汗)

余談ついでに…甲斐さんが、かつてサンストで
「どうして相撲はNHKが放送するの?」と訊ねたら
父は「そりゃ、民放にはプロレスがある」と答えた
…といった内容のハガキを読まれ
「相撲は国技です!国技だからNHKが放送するんです!
それくらいのこと言える大人になりましょう!」とおっしゃったらしい
ある意味、おおらかで良い時代だったのかも知れません(笑)
コメント
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