続いては、前クールの「アバランチ」そして、Netflixの「新聞記者」で
甲斐さんのハートをがっちり掴まれた(笑)藤井道人監督、曽根隼人監督と
劇団☆新感線の脚本家でいらっしゃる中島かずきさんがタッグを組まれた「封刃師」
そう言えば、藤井監督は、前クールもこのテレ朝深夜枠(関西圏)で
北村有起哉さん主演の「ムショぼけ」に携わっていらしたし…って
まあ、このドラマをご覧になっていたのは松藤さんで
甲斐さんは「ナンか変なドラマ(笑)」とおっしゃってましたよね?(笑)
ともあれ…公式サイトによれば、この「封刃師」は
「この世の中にある邪気が、人間の恨み、妬み、怒りといった心の闇と結びつき
それが凝り固まって現れる『穢れ刃』」と「鞘のみで戦う男の宿命を描く
ミステリアスなオリジナルアクション活劇」で
穢れ刃を手にし、魂を刃に吸い取られ、無闇に殺戮を繰り返す者たちと戦い
「穢れ刃を唯一封印できる者」を早乙女太一さんが熱演なさってるんですが
映像でも舞台でも面白いだろうなと思われる作品の主演を映画界と演劇界…
双方で活躍なさっている早乙女さんが務めておられることに贅沢感を覚えますねぇ♪
ちなみに…その劇団☆新感線の最新作には
「アバランチ」のメンバー「西城くん」こと
福士蒼汰さんが出演されているみたいです(笑)
そして…「封刃師」と同じく、テレ朝深夜枠の「愛しい嘘~優しい闇」は
波瑠さん、林遣都さん、本仮屋ユイカさん、新川優愛さん、黒川智花さん
そして、奥さんが「テレビと舞台とでは、まるで別人!」と驚いていた溝端淳平さんら
ゴールデンやプライムタイムのドラマに多数ご出演の皆さんが勢揃いでビックリ!
「登場人物は全員嘘つき!? 同窓会から始まる恋の予感と殺人
最後の最後まで予測不能、超高速展開で二転三転する本格サスペンス」とのことで
確かに毎回、何らかの事件が勃発し、嘘や秘密が明かされて行くんだけど
「あなたの番です」が、2クールかけて描いたサスペンスのあとでは
ちょっと分が悪いかも知れないなあと…?(苦笑)
まあ、前回ラストの「ゆずり葉」的な…というか「ところてん」方式みたいな展開が
ちょっと「あな番」っぽいと感じたもので…(苦笑)
その「あな番」と同じくマンションを舞台にした「ご近所」ものが
遊川和彦さん脚本、松本潤さん主演の「となりのチカラ」
昭和の下町には大勢いらしたような?現代の「おせっかいヒーロー」が
「迷惑なんじゃないか?」と、一応(笑)迷いつつも、どうしても放っておけずに
他人の家庭の事情に積極的に(笑)関わって行くんですが
プライバシーを詮索されることをヨシとしない住人が多数派の中
文筆業という仕事柄「平日の昼間にぶらぶらしてる」彼の存在や
やたらと子供に話しかけたり、強引に部屋の中に入って来たり…といった言動が
クレームやトラブルの原因にもなってしまう…って
どうやら、以前に住んでいたトコでも、何かあったみたいだし…?(苦笑)
それでも、父親から虐待を受けている少女や、認知症の祖母と暮らすヤングケアラーなどは
この優柔不断な「中腰のヒーロー」が、その生活にズカズカと踏み込まなければ
おそらく最悪の事態を迎えるまで、他の住人たちは誰一人気づくことはなかっただろうし
目の前の悩みや問題をスッキリ解決してくれる訳じゃなくても
気にかけてくれてる人がいる、話を聞いてくれる人がいる…というだけで
ずいぶんと救われる部分があるんじゃないかと…?
「救われる」と言えば、女子高生(白石聖さん)のピンチを救い
無言で去って行く謎のおじさん(安田顕さん)…
「しもべえ」というアプリをダウンロードしたら、どこからともなく現れる…って
このアプリをダウンロードしているのは、この女子高生1人だけなのか?(笑)
それとも「しもべえ」は無数に存在するのか?(笑)
そもそも、緊急時でアプリを開くヒマがなく、ただ「しもべえ~!」と叫ぶだけで
この謎のおじさんが現れる…って、アプリ関係なくね?(笑)
まあ、ヒロインが大学進学のために、お金を貯めようと
「しもべえ」を使って「レンタルおじさん」を始めた回で
肝心な時に「しもべえ」がフラフラになってると思ったら
「1日の使用限度を超えました」という表示が出たりしたことがあったけど…(笑)
それはさておき…この「しもべえ」を演じておられるヤスケンさんは
セリフが一切なく、表情もほぼ無表情…わずかに眉根を寄せたり、目に力を込めたり
あとは、首をかしげるとか、アレを見ろという風に顎で示すといった
ちょっとした仕草だけで、考えや感情を表現なさっているんですが
ある意味、何ページもある長ゼリフを語られるより大変なんじゃないかと…?
ただ、ヒロインの家の近所で飼われていたアナコンダが逃げ出すという事件が起きた時は
ヒロインに直接頼まれた訳じゃないのに、自ら進んで捜索を開始し、捕獲に成功したんだけど
野生のカンを発揮するためなのか?それこそ蛇のように、舌を思いっきりペロペロさせ(笑)
捕獲の暁には、雄叫びを上げているかの如くガッツポーズ(笑)
まさに怪優ヤスケンここにあり!って感じでした(笑)
ちなみに…この「しもべえ」は「下僕(しもべ)」から来てるのかな?と話していた我が家は
毎日楽しみにしている「もちまる日記」の「もち様」の飼い主さん…
「下僕(げぼく)さん」を連想してクスクス(笑)
イヤ、ホントにあの下僕さんの「もち様」に対する献身ぶりには頭が下がります
一方で、ある種の「献身」を強いられるヒロインが登場するのが「ムチャブリ!」
ベンチャー企業のカリスマ社長(松田翔太さん)が、昼夜を問わずに何か思いつくたび
その思いつきを実現させるために奔走する秘書(高畑充希さん)の姿に
某イベント会社のN社長を思い浮かべた奥さん(笑)
ただ、この秘書の女性は「出世欲もなく、ビールとゲームだけが生きがい」なので
直感で動く社長に振り回されながらも、仕事のコンセプトや方向性など
大事なことを決定する必要がなく、指示に従っていれば済んだ
「秘書」という立場の気楽さを痛感することに…(苦笑)
例によって、社長のムチャブリで、子会社の社長に任命され
老舗フレンチレストランの全面リニューアルを1ヶ月でやるようにとの厳命を受け
「ムリ!ムリ!ムリ!」と逃げ出しそうになりながら
現状維持のぬるま湯に浸かり、かつての仕事に対する情熱を失っていたことに気づいて行く
…といった感じなんだけど、老舗フレンチ店としてのプライドが捨て切れないシェフに
ヒロインが社長であることを認められないまま
同じく子会社に赴任して来た男性(志尊淳さん)や、ライバル会社の社長など周りは敵ばかり(汗)
そんな中、新しいレストランのメニューを試作したり
目玉商品となるようなスイーツを開発したりするシーンは「王様のレストラン」を彷彿させるし
テンパって、アタフタする高畑さんの演技や
声を荒げることなく、厳しい言葉をサラリと口にする松田さんの妖艶な微笑みに
ついつい引っ張られ、コンプリートしそうな予感…?(笑)
あとは、やや惰性となりつつある「真犯人フラグ」(失礼!)
テレ朝ゴールデン枠は、安定の「科捜研の女」と「相棒」(笑)
そうそう!次期「相棒」候補に、福士蒼汰さんのお名前が浮上して来て、ちょっとワクワク♪
そして、テレ東の「不倫もの」サスペンス?「シジュウカラ」
このタイトルも、ヒロイン(山口紗弥加さん)が40歳になったトコから物語が始まる…
っていうダジャレなのか?(笑)はさておき、そこそこの泥沼っぷり(汗)
…のみならず、復讐劇の気配もたっぷりで、ナンか背筋がゾワゾワします(苦笑)
「鎌倉殿の13人」は「新撰組!」甲斐さんご贔屓の「真田丸」に続き
三谷幸喜さんが、大河ドラマ3作目となる脚本を手がけられ
しかも「初めて歴史上の勝者」を取り上げるということで
かなり楽しみにチェックし始めたんですが
小栗旬さん演じる北条義時が、能天気にヤル気と勢いだけで突っ走る兄(片岡愛之助さん)や
北条家がリスクを侵して匿ってくれているにも関わらず
結構、自分の思い通りに事を運ぶ(笑)源頼朝(大泉洋さん)
その頼朝に猛然とアタックする肉食女子の姉・政子(小池栄子さん)等に振り回され
更に、初恋の相手・八重(新垣結衣さん)が、頼朝の子供を身ごもっていることにショックを受ける
…といった風に、初回から「麒麟がくる」の「おつかい光秀」っぽい設定(笑)
あっちからも、こっちからも詰め寄られては「ナンとかします!」と頭を悩ませるだけで
長谷川博己さん演じる光秀みたいに「鬼め!」と鬱憤を吐き出すこともなく
観ているこちらがストレスたまりまくり(笑)
まあ、前回は頼朝にガツンと一言カマシたことだし、今後に期待しましょうか…(笑)