ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

気になる言葉 AGAIN おまけ1

2022-02-24 18:15:00 | 日記
今回は、奥さんによれば「令和の甲斐よしひろ」こと(笑)
「ミステリと言う勿れ」の主人公「久能整」くんのグッと来る言葉をご紹介します♪

まずは、第1話で「ペットが死んだくらいで遅刻するなんて、これだからお嬢ちゃんは…」と
おじさん刑事たちや池本さんにバカにされていた風呂光さんに…
「目を離した隙に…ってことは、ネコですか?
具合が悪くて、ずっと付き添ってたんですか?」と整くん

「きっと、風呂光さんのことが大好きだったんですね
あなたに死ぬところを見せなくなかったんです
ネコの習性ってだけじゃなくて、風呂光さんのことが大好きだったからですよ
そういうの、ネコに限った話じゃないですけどね
ウチの母方の祖母も入院中、誰かそばにいつもいたのに
一瞬、人がいなくなったのを見計らったように亡くなりました

母は嘆いていたけど、僕は祖母の意志だと思う
強くて優しい人だったから…だから、死ぬ時に見られたくなかったし、見せたくなかった
それは、祖母の、ネコのプライドと思いやりです」…と話しかけ
風呂光さんだけじゃなく、我が家もうるうる…(苦笑)
ウチのネコは、ドラマのネコとは逆に、夫婦揃って御用納めを迎える日を
待っていてくれたかのように旅立ちました
「この家に来て良かった」と思ってくれていたのならいいんだけど…

続いては、仕事にかまけて家庭を顧みていないらしい池本さんに…
「家のことは全部、奥さんに任せきりですか?
」と整くん
「でも、俺、ゴミ捨てとかはしてるんですよ
少しは手伝ってくれてるって、感謝してくれてもいいのになあ…」とのボヤキに
「ゴミ捨てって、どっからですか?」と質問

「『どっから』って…だから、ウチからゴミ捨て場まで…」という返事にカブセ気味に
「お宅にゴミ箱は幾つありますか?
ゴミ捨てって、家中のゴミを集めるところから始まるんですよ
分別できてなかったら、して、袋、取り換えて
生ゴミの水、切って、ついでに排水口の掃除して、ゴミ袋の在庫があるかチェックして…
そうやって、1つにまとめるんですよ、そこまでが面倒なんですけど…」と、まくし立て(笑)

池本さんが「いやあ…俺、出来たヤツを持って行くだけ…」と頭をかくと
「それで感謝しろって言われても…奥さん、妊娠してるんですよ?身体しんどいじゃないですか」
…と、世の奥様方からの盛大な拍手が聞こえて来るような、ど正論を披露(笑)

この言葉が刺さったらしく、池本さんは風呂光さんに…
「俺さ、今朝、ゴミ捨て、1からやってみたんだよ
イヤ、まとめたゴミを捨てるだけじゃ、ゴミ捨てとは呼ばないって、久能に言われて…
『奥さん、大変なんだ!』ってさ…イヤ~、知らなかった~!
俺、ホッチキス留めたまま、紙捨ててたんだわ
あと、封筒とか、小さい箱とか、ああいうのも分けんのね

ウチのゴミ箱、ナンと!瓶・カンとかも入れて、7つもあったよ!
今まで全部、嫁がやってくれてたんだなあって…
でさ『ゴミ袋がなくなりそうだから、帰りに買って来る』って言ったら、泣き出しちゃって
『そんなことくらいで喜ぶか!?』って感じなんだけど(笑)
でも、ナンか、嫁が嬉しそうだと、俺も嬉しいなー!って、そう思ったわけ」

…と、嬉しそうに話していたんですが(笑)その後、整くん家にやって来て
「あのあと、子供が生まれてさ、もう大変で…
でさあ、嫁が毎日ピリピリしてて、いっつも俺に当たって来んのよ
『女は子供を生むと変わる』って言うじゃない?アレだよ、アレ…

でもね、俺だって、なるべく育児に参加しようと思ってるんだよ
オムツだって替えるしね…まっ、大なら替えないけど…
あっ、あと、キミに言われた通り、ゴミ捨てもやってる
色々、手伝ってるつもりなんだけど、全然わかってくれないっていうか…
ねぇ、どうしたら、嫁と上手くいくと思う?」と相談(笑)

整くんは「ナンで僕に訊くんですか!?僕は学生で、嫁も子供もいませんけど」と言いつつ
「イヤ、でも、ナンか言ってくれそうだから…おねしゃす!」と池本さんにせがまれ
「うーん…」とため息をついて、仕方なさそうに(笑)
「僕は、たまにメジャーリーグの中継を観るんですけど…」と話し始めることに…(笑)

「メジャーリーガーや監督は、試合を時々休むんですよ
奥さんの出産はもちろん、お子さんの入学式や卒業式、家族のイベントで休むんです
彼らは、立ち会いたいんです。行かずにはいられるか!って感じで、行きたくて行くんですよ
でも、その試合の中継を観ている日本の解説者は、それについてナンて言うかっていうと
『ああ…奥さんが怖いんでしょうねぇ…』

彼らには、メジャーリーガーが、行きたくて行ってることが理解できない
ナゼなら、自分がそう思ったことがないから
無理やり行かされてると考える、大切な仕事を休んでまで、と…
メジャーリーガーは、子供の成長に立ち会うことを父親の権利だと思い
日本の解説者たちは義務だと思っている
そこには、天と地ほどの差があるんですよ」と説明し「池本さんは、どっちですか?」と質問

池本さんが「えっ!?ぎ…義務…かなあ…?」と答えると
「『子供を生んだら、女性は変わる』と言いましたよね?当たり前です!
ちょっと目を離したら死んでしまう生き物を育てるんです
問題なのは、あなたが一緒に変わってないことです

でも、それは、強制されることではないので、池本さんの好きにしたらいいと思います
したことも、しなかったことも、いずれ自分に返って来るだけですから…
池本さん、子供がお父さんに構って欲しくてグレました…なんて、ドラマの中だけのことですよ
実際は、ただただ無関心になって行くだけです」とバッサリ(苦笑)

どうやら、整くん自身の幼い頃の境遇に基づいたアドバイスみたいだけど
そのあと、池本さんが「仕事を休んでまで」
家族のイベントに参加しているのかどうかは不明です
でも、きっと父親の「権利」については、胸に刻まれたんじゃないかと…?

そして…「真実は1つなんだからな」というフレーズを口にした青砥警部には…
「えっ!?ええ~…『真実は1つ』なんて
そんなドラマでしか言わないセリフを、ホントに言う人がいるなんて…!?
『真実は1つ』なんかじゃないですよ」と驚く整くん(笑)
その様子を見た青砥警部が「何を言ってる?
真実が2つも3つもあったらオカシイだろうが?」と返すと

そうですか?…例えば、AとBがいたとしましょう
ある時、階段でぶつかって、Bが落ちてケガをした
Bは、日頃からAにイジメられていて、今回もわざと落とされたのだと主張する
ところが、Aはイジメてる認識など全くなく、遊んでいるつもりで
今回も、ただぶつかったと言っている…どっちも嘘はついてません
この場合『真実』って何ですか?」と質問

青砥警部が「そりゃ、Aはイジメてないんだから、Bの思い込みだけで
ただ、ぶつかって落ちた事故だろ」と答えると
「そうですか?本当に?イジメていないというのは、Aが思っているだけです
その点、Bの思い込みと同じです
人は主観でしか、ものを見られない。それが正しいとしか言えない

そこに、一部始終を目撃したCがいたとしたら、また更に違う印象を持つかも知れない
神のような第三者がいないと見極められないんですよ
どちらも嘘をついていなくても、話を盛っていなくても、必ず食い違う
AにはAの真実が全てで、BにはBの真実が全てだ
だからね、青砥さん…『真実は1つ』なんかじゃない
2つや3つでもない、真実は人の数だけあるんですよ

でも『事実』は1つです。この場合、AとBがぶつかって、Bがケガをしたということです
警察が調べるべきは、そこです。人の真実なんかじゃない
真実とかいう、あやふやなものにとらわれているから、冤罪事件とか起こすんじゃないでしょうか」

…って、今まで「真実」と「事実」の違いを考えることなしに
同じような意味で使っていた自分の感覚がハズくなってしまいました(苦笑)
ただ、この放送以降、某アニメや刑事モノ、サスペンスドラマの再放送などで
「真実」と聞くと、ちょっとニンマリしております(笑)
コメント
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