2007年 (平成19年) 2月下旬、といえば今からちょうど4年前のことになる。
近鉄南大阪線の北田辺という駅の前を歩いていたら、偶然に開高健の文学碑を見つけた。
開高ファンを自認する僕だけど、不覚にも、まったく知らなかった。
ウォーキングの途中で、たまたま通りがかったところにこんなものがあるとは…。
近鉄南大阪線・北田辺駅前で、この文学碑とめぐりあった。
僕が勤めていた松原も、住んでいる藤井寺も、近鉄南大阪線の沿線駅である。
その沿線のひとつに、30代の頃大きな影響を受けた開高健の文学碑があった。
彼が、この界隈で育ったことは知っていたが、まさか碑が建っていたとは…。
なんだか足元がふわりと浮き立ちそうな、不思議な感覚に支配された。
ふと我に返り、あわててカメラを取り出して、撮影した。
その場を離れ、再び歩き出したら、今度は街角の掲示板にこれが貼ってあった。
これを見て、文学碑は2005年11月、つまり1年余り前に建立されたものと知った。
犬も歩けば何とやら…
ウォーキングは時に衝撃的な出会いを演出する。
まさに、開高に邂逅…したわけで。
このことを 「はこだけの女 (ひと)」 ・ じゃいさんにお知らせしたら、
「NHK映像ファイル あの人に会いたい 開高健」
という You Tube の映像を送っていただいた。
それを見て、また衝撃が走った。