昨日、隣接市の病院で2ヶ月に一度の診察と検査を受けてきた。
ふだんの検査というのは、血液検査のみである。
(診察では、心房細動の状態を報告する)
検査の主眼は血液をサラサラにする薬ワーファリンの効き具合を
チェックすることだが、その他にも多くの検査項目がついている。
そのひとつ、肝臓のガンマDTPの項目が常に気になるところだった。
2ヶ月前、相変わらずガンマの数値が高いということで、
今回、肝臓などの腹部の超音波検査も併せてすることになった。
(数値が高いのはアルコールが原因だとわかってるのですが…)
で、昨日は血液検査の他にこの超音波(エコー)検査もしたのだが、
その結果、異状らしきものは脂肪肝と胆嚢のポリープぐらいだった。
僕は35歳時以降ずっと、職場からの人間ドックを受けてきた。
その当時から脂肪肝と胆嚢にポリープあり、と診断されていた。
胆嚢のポリープは再検査したが、数ミリ程度で当面は心配なし。
脂肪肝は、このまま進行すると肝硬変などに移行していくので、
アルコールや脂肪分の多い食事などはなるべく避けるように…
ということを指導されてきた。(きちんと守っていませんけど)
そうこうしているうちに定年退職した。
その後、エコー検査は一度もしたことがなかったので、
今回は久しぶりで、ちょっと心配していたのだけれど、
結果は胆嚢ポリープは、やはり今も数ミリ程度で問題なく、
脂肪肝も、進行すると肝硬変などにつながるので、
バランスの取れた食事と運動を心がけてください…
…と以前と同じことを言われただけだった。
やれやれ…とホッと一息。
もうひとつの血液検査のガンマの数値も、驚くほど低くなっていた。
基準値は12~49ということだが、これまでたいてい100以上だった。
そして今回は50いくらで、基準値まであと一歩のところまで下がった。
こんな数値は、4年前に2ヶ月禁酒した時以来の低さである。
他にも、肝臓に関するGOTとGPTの数値も
ここ1、2年では最も低かった。
中性脂肪も前回の半分以下の数字になっていた。
血糖値もやはり前回に比べ、格段に落ちていた。
上々の結果だった、と言ってもいいでしょうね。
ふ~む。
あれもこれもすべて「プチ禁酒」のおかげでしょうか。
一気にいろんな数値が改善したのから、たぶんね~。
短期間でもアルコールさえ控えたらすぐ健康な体に戻る…
僕の場合は、そういうことなのでしょうね。
プチ禁酒の効果てきめん、といったところです。
人の体は不思議と神秘に満ちている…と言われているけれど、
ある一面ではごくごく単純な構造になっているところもある。
…と、いうことなんでしょうか?