きょうは3月31日。いわゆる年度末ですね。
長年、公務員生活を送っていた僕にとっては、この年度末には、人事異動があったりして、4月1日から新しい職場体制になるという節目の時期だった。新年度を迎えるという緊張感もあった。まあ今は退職した身だからあまり関係ないけれど、モミィがいるので、また学年が一つ上がるんだな~という感慨だけは少しあります。しかし、学校がねぇ、4月8日に予定通り始まるの?
新型コロナウイルスも、年度末を節目にして終息してくれたらいいのにね。でもまだまだ感染者が増える一方で、今日は東京で最多の感染者が出たし、大阪府も東京に次ぐ2番目の多さ。そして一昨日は、ついに、わが街・藤井寺市でも初めての感染者が出ました。予断を許さない状況が刻々と迫ってきています。
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さて、話題を変えます。
年度末といえば、NHKの朝ドラ「スカーレット」が先週で終わりましたね。ストーリーもよかったし、登場人物のいろんな人たちの関西弁での会話のやりとりがとてもユーモラスでした。終わってしまって淋しいです。いま世間では「スカーレット・ロス」というのもあるそうです。
そこで、今日の話題ですが、主人公の川原貴美子の一番下の妹・百合子の役で出ていた女優さんのことです。福田麻由子さんっていう女優さんです。
貴美子の幼なじみの信作と結婚して幸せな日々を送る百合子。
その百合子役の福田麻由子さんですが、何かどこかで見たことがあるような?…という気がしていました。でも思い出せないままドラマが終わりました。
そこでネットで「福田麻由子」を検索すると、驚くべきことが判明!
ずいぶん昔のことですが、「白夜行」というテレビドラマがありました。原作は東野圭吾の小説です。
当時はほとんどテレビドラマは見ていなかった僕ですが、妻が見ていたので何となくそのドラマに目を向けていたら、いきなり初回の冒頭から引き込まれました。
ご存知の方も多いと思いますが、クリスマスの夜、繁華街で、山田孝之がサンタクロースの姿で血を流しながら道路に倒れている。そこへ綾瀬はるかが来て、茫然と立ち尽くす。…という、衝撃の始まりでした。
綾瀬はるかという女優さんを見たのも、僕はこれが初めてでした。あのキリリとした表情に、強烈な印象を受けました。調べてみたら、このドラマは2006年1月から3月まで放送されたそうです。いまから14年も前ですね。
そして、ドラマは、その衝撃のプロローグのあと、山田孝之と綾瀬はるかの2人の子供の時代の話に戻ります。
その、綾瀬はるかの少女時代を演じた子役が、「スカーレット」の百合子を演じた福田麻由子だったんです。
このドラマの第一回目は拡大枠で2時間近くあったのですが、最初のシーンが10分程度で、そのあと大半は、2人の子供の時代の物語でした。つまり、綾瀬はるかの子役を演じた福田麻由子がほとんど主役を演じたのでした。
「白夜行」の第一回目の1シーン。
綾瀬はるかの少女時代を演じた福田麻由子ちゃん。
この時から14年の歳月が経ちました。
「スカーレット」の百合子が、あの「白夜行」で綾瀬はるかの子供時代を演じた女優さんだと知って、またムラムラと「白夜行」を見たくなりました。
で、ツタヤへ行き、DVDをとりあえず2枚借りて来ました。
(全部では6枚です)。
そして見ました。あの衝撃の第1回目を。
当時はまだ12歳だった福田麻由子ちゃん(役柄では11歳)。
貧しいがゆえに、母親から強要されて、母親の知人の男に弄ばれる。そしてそこで起きた殺人事件に巻き込まれる。事件は未解決のまま7年が経ち…
…と、僕がここでストーリーを語っても仕方ないので、やりませんが、この第一回目の最後には、7年後、女子高校生になった綾瀬はるかが出てきます。
この「白夜行」は僕にとって、最も記憶に鮮明なドラマでした。
半年間「スカーレット」を見て、主人公の貴美子の妹である百合子もず~っと見てきたのに、あの「白夜行」の少女役を演じた女優さんだったとは気がつかなかったのは、不覚でした。
ということで、
「白夜行」は最終回までレンタルして、見ようと思っています。
福田麻由子ちゃんがもう出てこないのは残念ですけど。
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