僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

成人の日&誕生日

2012年01月10日 | 日常のいろいろなこと

昨日の1月9日は成人の日だった。テレビニュースでは各地の成人式の様子を伝えていたけれど、中でも去年被災された東北地方の二十歳の若者たちの姿を、どの局でも詳しく報じていた。

僕みたいな古い人間は成人式というといまだに1月15日を連想するが、第2月曜日に変わったのが2000年からということなので、もう12年にもなるんだねぇ。早いわ~。

僕は現役の頃、市役所の議会事務局という部署に通算26年間も配属されていたけれど、若い頃は市議会議長の「あいさつ文」を作るのも仕事の一つだった。 たとえば、皆さんのご家庭に届けられている「広報〇〇1月号」には市長と議長の「年頭のごあいさつ」という記事が載っているはずである。 僕も昔は、12月に入ると、こういう広報紙に載せる議長の年頭のあいさつを作り、さらに1月15日の成人式の会場で新成人たちに配布するパンフレットにも市長と議長のあいさつが載るので、その文章なんかも、頭をひねりながらせっせと作成したものだった。

このころの成人の日のあいさつ文には決まり文句があって、
「新成人になられた皆さま、この成人の日は、大人になったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます日でございます」
な~んていうのを、毎年挿入するのであるが、あとは社会情勢をざっと展望しながら、若さをたたえ、今後の大いなる飛躍を祈念いたしまして…という感じであいさつを締めくくるのである。

あの頃は、新年になるとまず新春互礼会があり、次に出初式があり、そして成人式があり…と、市議会議長が出席するそれぞれの行事で、その場で議長が読み上げるあいさつ文もいろいろと考えて作っていたことを、この時期が来ると懐かしく思い出す。

ということで…
昨日は全国的に(?)成人の日だったけれど、 個人的には僕の誕生日でもあった。

ちなみに、去年、英国王室ウィリアム王子と結婚したキャサリン妃も1月9日生まれ…
…と、今朝のニュースで言っていた (関係あれへんがな)。

まあ、自分の誕生日は、宵恵比寿、いわゆる「えべっさん」の日である…ということはいつも頭にあったけれど、成人の日が自分の誕生日だなんて…。 ピンとこないわけなんですよね~

昨日はモミィが「おたんじょうび おめでとう」と言って、妻と一緒にケーキを焼いてくれ、キンキラキンの折り紙で作った輪飾りを部屋中につるしたり、同じく折り紙で作った「お菓子」や「お手紙」をくれたりして、一人で盛り上がっていた。まあ、僕ぐらいの年齢になると、誕生日といってもモミィが盛り上がるほどには気持ちは盛り上がらない。

「門松は、冥土の旅の一里塚…めでたくもあり、めでたくもなし」
…という一休さんの有名な狂歌がある。昔は年齢を数え年で言っていたので、お正月が来るとひとつ年を取るというところから、門松が、次第に死に近づく標識のようでもある、…みたいなことを言っているわけである。

現在は満年齢で年を数えるので、ここでは 「正月」 を 「誕生日」 に読み替えてみる。

「誕生日は、冥土の旅の一里塚…めでたくもあり、めでたくもなし」 ということですね。

“ハッピー・バースデイ” 
の言葉も、年齢とともに、心に響かなくなりました。 ぐすん。

ところで、僕の生まれ年は1949年(昭和24年)である。 作家の村上春樹や歌手の南こうせつ、さとう宗幸、俳優の風間杜夫らと同世代だ。

気持ちはいつまでも若いんですけどね~

気持ちは若いんだけれども、今や内閣総理大臣ですら、僕より8歳も年下である。 そして、あんな「オジンの集団」みたいに見えていたナントカ大臣たちも、ほとんど自分より年下になってしまったわけで…。 そらぁ、年もとりますわね~。

成人の日を迎えてから43年も経つわけですからね。
しかたないっす。 (…と、言葉遣いだけ、若いモンぶってるわ。 あはは~)

…と書きながら、時計を見ると、もう午前6時半を過ぎた。

今日はモミィの幼稚園の始業式である。
この冬休みは18日間。 長かったなぁ。

間もなく妻とモミィが起きてくる。
そろそろ自室を出なければ。

さあ、忙しい朝が待っている。
また一つ年を重ねたけれど、がんばらなくっちゃ。

では、今日はこれくらいで…。 チャオ~   

 

 

 

 

コメント (2)
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