「ノナの家」nonahouseは かつこ内親王、かつこ内親王2の続きのブログです。

神様達の名前は、沢山出てきますが、宗教とは全く関係ありません。
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父と母の話

2021-05-04 07:30:00 | 日記
父が他界したのは、今年の2月1日で、葬儀は2月5日に妹夫婦と私の三人で行い、私の部屋に骨壺は置いてありました。
そして、3月26日に横浜市の共同墓地に納骨に行きました。

私の夫は、外に出られる状態ではないので、妹夫婦と子供達3人と長女の孫達の合計9人で集まりました。

4年前に亡くなった母のところにもなるので、父も介護タクシーで、毎年来ていました。

妹家族は、このコロナ禍の中で久しぶりに全員集合となったようですし、私は生まれたばかりの孫娘のアンナちゃんを見た以来のことで、アンナちゃんは1歳になりもう歩けるようになっていました。

母親である姪によると、コロナ禍で外に出たのは初めてくらいの感じで、なんだか固まっていたようです。

回りの人達は、家族だけだったので、知らない大人達にビックリしていたのだと思います。

赤ちゃんが、マスク無しの大人の顔に怖くて泣いてしまうという話を以前に聞いていて、確かに顔半分がないことに慣れていたら怖いかもしれないですね。





共同墓地は、山の一番高いところにあり、下の方を見ると、新しい墓地になっていましたが、墓石がプレートのようになっていて、お墓という概念もどんどん変わっていくのかと思いました。



上の孫のトシヤ君も小学生になっていました。
絵をバスに張り出されたそうです。
童話にあるカブを抜く話を絵にしたらしいですよ。右にある白いのがカブですね。



久しぶりにみんなで、顔合わせをして食事をして解散になりました。

次の日に父を呼んでみました。


私)お父さん、昨日納骨したよ。

M子か。
昨日は、天気が良くてよかったな。

そうだね。今はどこにいるの?

わからないけど、菩薩界にいるらしいよ。
済んだことは、全部忘れることになるんだってさ。
だから、幸せになるんだよ。
生きている時は、ああすれば良かった、こうすれば良かったと思うだろう?

そうだね。

でも、変えられないから悩むのだよな。

そうだね。

越すに越されない目標もあるだろう。
それでも悩むよな。

そうだね。

そういうことは、忘れていられるから、幸せになるらしいよ。

お母さんとは、会ったの?

アキコとは会ったよ。
アキコは、楽しいと言っていたよ。
友達も沢山出来たし、ボランティアも頑張っていると言っていたよ。
ボランティアは、一緒にやることにしたよ。

何をするの?

心が荒んだ人のところに行って、応援するんだよ。
相手が気づいたら、ポイントが貰えるんだよ。
ポイントを貯めて、バスに乗っていろんなところに行くらしいよ。

いろんなところって、どんなところ?

いろんなところは、世界中どこでも行けるのだよ。
生きている時は、行けなかった場所も、連れて行って貰えるらしいよ。
アキコは、ハワイに行ったらしいよ。
昔、「トリスをのんで、ハワイに行こう」と言っていたので、行きたかったんだってさ。

菩薩界には、いつ行ったの?

菩薩界には、49日の次の日に行ったよ。
やっぱり、その辺りは言われてる通りなのだと思ったよ。

また、話してね。

また、話すよ。ありがとう。達者でな。


父は、最後に「達者でな。」と生前の口癖を言っていました。



トリスをのんでハワイへいこう!」は、寿屋(現・サントリーホールディングス)1961年(昭和36年)より実施したキャンペーン
山口瞳が担当したキャッチコピーは、同年の流行語になった。

ずいぶん前のCMですね。
子供の時に聞いた記憶はあります。


そして、母とも話しました。


私)お母さん!

Mちゃん、お父さんに会ったわよ。
お父さんは、よく頑張ったわね。
友達も沢山出来て、楽しんでいるわよ。

ハワイに行ったの?

ハワイに行きたかったから、ポイント貯めた甲斐があったわよ。

他には行ったの?

他にはまだ行ってないのよ。
お父さんと行きたいからね。
ボランティア頑張っているわよ。
行くのは、大体子供のところが多いけどね。
トシヤ(妹の孫)は、面白いわね。
たまに行って見てるわよ。
飛んで行けるから、楽よ。
またね。伝えているのは良いことよ。


以前に、母もボランティア活動の話しをしてくれて、記事にしていました。
2017,6,30の記事にありました。

やっぱり、変わってないようですね。


🐶 ボランティア活動の話

コメント (8)
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