すばるに恋して∞に堕ちて

新たに。また1から始めてみようかと。

器用?不器用?

2013-03-31 21:40:58 | 日記

なんでしょう。

ここのところ、実にたくさんヒナちゃんばかりをTVで見てる気がします(笑)

すばるさんは、どこに隠れてるんでしょう?
ヒナちゃんのポケットですか?(笑)

先日の通常版の夜ふかし(ニノが出た回ね)、
ウチのHDDがお馬鹿さんで録画出来てなかったので、
お友達に助けていただいて、
今日、ようやく見れました。
←ひっきー息子の機嫌が良くて一緒に見た。

左利きのお話がありましたでしょ。

あれね。
実に、うんうんとうなづきながら見てました。

いえ。
VTRほど極端に不便なわけじゃないんですよ。
ちょっと、ほんのちょっと。
日常のあれこれが不便ってだけなんですけども。

はさみだって、今は左利き用がありますし。
缶切りだって、慣れれば左でもちゃんと開けれますし。

ただ、包丁はね。
あれは、ダメですね。
左利き用の包丁じゃないと。
お魚、さばけませんし。
お刺身なんか、綺麗に切れません。

右手でやればなんでもないことが、
左利きには、無駄にストレスなんですね。

そう。
昨日の夜桜見物でも、ちょっとありましたよ。

普段、それほど電車に乗るわけじゃないので、
気にもしないんですけど。

駅の改札も、左利きさんから見るとピッてするとこ逆なんですよ。

あとね。
左利きは器用って、皆さんおっしゃるんですけども。

私。
不器用、不器用って母から言われて育ったんですよねぇ。

まずね、
リボンが結べない。
無意識に手が逆になっちゃうから、リボンがいっつも縦になっちゃうの。

これはいまだに、治らない。
というか、考えちゃう。

結び目を見ながらならできるけど、
エプロンとか後ろ手になると、決まってリボンが縦になってて、
娘に笑われる。

ハサミも、今なら左利き用がありますけれども、
私の小さい頃には一般的に普及してるとは言い難かったので。
上手に切れなかったですし。

それに、定規。

あれも、なかなか不便な道具でしたねぇ。

不便な道具といえば。
ミシン。

これ、不便ですよ。
すべてのスイッチ類は右側についてますから。

足踏みミシンの頃はね、まだ、なんとか対応できましたが。
電子ミシンになってからは、
ホント、もたもたもたもた。

スタートはまだいいんです、右でちょいっと押せばいいんですから。
縫い始めて、ここで止めたいって時に。
とっさに右の指が動かないのよ。
左の手が動くのよ。
右手をまたいでボタンを止めるのよ。
そうするとね。
視界から針先が消えるのよ。
左手が邪魔をするから(笑)

その一瞬が。
縫い物で致命的なことって、結構多かったりして。
何度縫いなおすことになるやら。

中学の頃の家庭科の実習は苦痛でしたねぇ。
パジャマやらワンピースやら、よく仕上げたもんだと思いますよ。

いまだに。
左利き用のミシンを作ってくれないかと、本気で思いますもん。

手縫いはもっと悲惨ですよ?

まず、糸の撚りからして右利き用ですからね。
左利きさんが縫うと、大抵の場合、
糸がくるんってよじれて引っかかって、くちゃくちゃになる率高くなります。

洋裁が本職の母からしてみれば、
左から縫う事自体、頭にないわけで。

しかも糸と格闘して、あげく縫い目がヨレヨレときたら、
「不器用だねえ、何をやらせても」ってことになるわけで。

母の何気ない「不器用」の一言が、
積み重なってた私の思春期。

編み物は、お手本からして右利きさん相手でしか書いてないですから。
必死に右手で編み棒持って覚えたもんです。

でもこれがまた。
異様に力が入るから、疲れる疲れる(笑)

かように左利きなくせに。
お箸だけは、右を使うんですね、私は。

幼い頃。
何がきっかけだったか、父がキレて。
左で箸を持つと、烈火のごとく怒られて。
お膳をひっくり返された記憶もあったりして。

でも、直したのはお箸だけ。

小学校に入った頃、散々治すように先生方からも指導されましたが。
一切、直しませんでした。

上から言われると、無駄に反抗したい子供だったようです。

それが良かったのか悪かったのか。
自ら生活しにくい道を選んだことは確かなようですけども(笑)

大多数の、右利き用に作られた日常を暮らす、という点では。
「器用」といえるかもしれませんけどね。