年内最後、締めくくり。
大好きなあのこは。
華奢な身体からは思いもつかないほど、大きくて強いパワーをくれました。
自らが最初の挨拶で言ったように。
どこにもない、ここにしかない、アイドルのロックンロール。
アイドルであることが嫌だった、
アイドルであることを受け入れられなかった、
でもアイドルであることを望まれた彼がたどり着いた答え。
表現し続ける「関ジャニ∞」の音楽。
それは涙が出るくらいにかっこよくて。
思いが勝ちすぎて、
どこまでも飛ばしていく、飛び出していく彼のそばに。
高い順応力で支え続けるメンバーの実力。
うまく、言葉にできない。
言葉では伝えきれない。
彼らが紡ぎ出す音楽の。
楽しさ。
ライブの楽しみ方にはいろいろあって。
メンバーがどんな動きをしたとかからんだとか。
ファンサをしたとかもらえたとか。目があっただとか。
そんなわちゃわちゃを追う楽しみもあるけれど。
それをレポしていただけるのは嬉しくて。
それを自慢されるのも、まあ、それはそれでいいけれど。
メンバーの細かい動きなんて、かけらも負えない天井席であっても。
そこに響き渡る音楽を体に染み込ませることができる、
彼の声を。
彼らの音を。
「生」で感じ取れる場にいることが。
どれほど大切なものだったか。
終わってみて、過ぎてみて、しみじみ分かる。
だから。
許されるなら、何度でも。
あの場所に行きたくなる。
迷い続けて、どこにもない正解を探し続ける彼らとともに。
一緒に歩き続けるだけ。