すばるに恋して∞に堕ちて

新たに。また1から始めてみようかと。

同じ動物。

2014-09-26 22:14:45 | すばる事

同じにおいを感じ取る、という意味において。

同じ動物の匂いがする、という意味合いにおいて。

私とあなたは、対極にいるんだろうなという気がしてる。

それは、もう本当に最初のころから思っていて。
趣味嗜好の違いは、如何ともしがたい。

なのに。
・・・というか。
だから。
・・・というか。

自分でも不思議なほど。
私はあなたに惹かれ、魅せられ、引き寄せられるんだよ、すばる。

何かが。
心のどこかで。
何かが。

あなたを見るたび、知るたび、かすかな音をたてる。

言葉では説明できなくて。
明確には答えられなくて。

だからこそ、堕ちたと表現してきたわけだけど。

ねえ、すばる。

あなたを追えば追うほど。
私は、あなたを見失いそうになる。

触れたいと願うたび、
来なくてもいい、と突っぱねられる気がする。

少しずつ渇いていくダムに、
どれほど違う音を導水しても。
満たされるのは一瞬でしかなく。

どれほど楽しくて、どれほど満足して、
どれほど満ち足りた時間と音を体に取り込んでも。

「渋谷すばる」。
あなたの歌と声でしか満たせない場所がある。

あなたに同じにおいを嗅ぎ取る人が羨ましく想いながら、
それでも、真逆にいる自分を変えられない。

私に足りないものを、欠けてるものを。
あなたが埋めてくれる。

それは、私の、拠り所なのかもしれない。






そんなことを。

The LadyBirdの新曲リリースイベントの、一回目と二回目の間に思っていました。

申し訳ないことです。

小さなライブハウスで、
手の届きそうな距離で。

生のドラムと声で、私の身体の中心に音をたたき込んでくる姿は。

それだけで、とても魅惑的。

嫌いな音や響きがなにひとつない、その空間は。
とても心地よくて。

ゆるやかに、
激しく。

馴染んだ音域と、叩きだされるリズム。

身体にまとわりついていた邪なものが、削ぎ落とされて。
ふわっと軽くなる気がする。

それはきっと。

形こそ変わったけれど、
もう何年も。
ずっと見てきた姿に対する、安心感からくるものかもしれない。

生み出されるものに対する、無条件の許容。

それが私の中から消えない限り。

私はきっと、彼らの場所へ行きたいと願うんだと思う。




もしよければ。
お時間に都合がつけば。

TheLadyBirdの音に触れてみてください。

まだ粗削りな。
未完成な、ある意味、弱い彼らだけれど。

音の温かさは、きっと感じ取っていただけると思います。