終わっちゃった。
終わっちゃったけど。
寂しさよりも、
なんだか心が幸せでいっぱいです。
あの日。
後ろの方で、
姿も見えず、感じることしか出来なくて。
でもそれでも、あんなに幸せだと思ってたのに。
あのコの笑顔が垣間見れた今日は。
もみくちゃも、ガタガタの足腰さえも、
あれが現実だったことを教えてくれて。
幸せ以外の何物でもない気がします。
ありがとう、だけを貴方に。
すばる。
貴方が。
どんな形であれ、
貴方が歌っていることに。
にこやかな笑顔で、そこに立っていることに。
私は感謝します。
神様。
あのコに歌をありがとう。
うまく言えない。
電車の中なのに泣きそうです。
ねぇ、すばる。
どれほど頑張っても、
思いの届かなかった、
会場に入ることの叶わなかった人たちに。
どうやって、貴方の、
あの姿と声と想いを伝えたらいいんだろう。
歌うことで。
そこに存在してる貴方を。
ただ。
力の限り。
或いは。
とてつもなく優しく。
身動き出来ないほどせつなく。
身体に染み込んでくる貴方の歌を。
言葉以上に。
語り始めるブルースハープの音色を。
今、
この耳の奥で流れている音の群れを。
一人でも多くの人に、
感じてほしいのに。
もっと、もっと。
欲張りなのは分かってる。
でも、もっと、もっと。
すばる。
貴方の歌が沢山の人に届きますように。
誰かの涙を笑顔に変えますように。