昨日までの雨がやんで、今日はとても暖かい日になりました。
今日はホットケーキの日なんだそうです。
焼いてませんがね(笑)
ホットケーキ、といえば。思い出すのは。
少し薄暗いキッチンで、早朝、亡母が焼いてくれたやつです。
思い出すキッチンが、国道わきにあった古い家のものなので、
おそらく私は小学校の低学年。
(4年生以降は今の実家の場所に引っ越してるから)
私の亡母は低血圧で(おそらくはかなりの)、
朝はまず起きられなくて。
内職で夜通し洋服の仕立てをしてたこととか、
長距離トラックの運転手だった亡父が早朝に帰ってきたんだとか、
いろんな理由はあったのかもしれませんが。
朝食が整っていた記憶は、あまり、ない(笑)
ので。
あの朝。
なぜ、母が思い立ってホットケーキを焼いてくれたのかは分からないけれど、
嬉しくて、嬉しくて。
甘くて、あったかくて、やさしい味で。
ちょっとゆっくり食べすぎて、学校行く時間が遅れて、
お小言もらったのを覚えてます(笑)
でもそれから、私が少し成長してお菓子作りに夢中になった頃、
私が焼くホットケーキを、母はいつも。
「だら焼き」って呼んだんだよ(笑)
あれ、なんで「だら焼き」だったんだろう。
亡くなる前に、聞いとけばよかったな。