★進め!!野外探検隊★

身近な自然を見つけるために、カメラを片手に走り回ってます。『むし倶楽部』の参加者募集中。

林道にはコミスジ

2010-08-02 | 自然観察(昆虫)
林道を歩いていると、コミスジが飛んでいました。
地面に降りたところを1枚。



またちょっとふわりと飛んで路上へ。
このように翅を広げてとまります。このときに白い斑紋が3本の線に見えるので、「ミスジチョウ」と名付けられました。
このチョウは、体が一回り小さいので「コミスジ」というわけです。
ミスジチョウと比べると、上から1本目の線が明確に区切られるのが違いです。



アングルを変えてみました。
じっとしているので、じっくり撮影できました。
翅の模様に目がいってしまいますが、体本体もグリーンメタリックの毛が生えていて、なかなかきれいです。



別の場所でも見かけました。
このチョウ、飛んでいる姿を見ているとなかなかおもしろいです。
ぱたぱたと羽ばたいたかと思うと、翅を固定してグライダーのように滑空するんですね。
木の上でこんな飛び方をしている姿を時々見かけます。
ちょっと羽ばたいて、すーっと滑空しているチョウがいたら、だいたいがミスジチョウです。

山中で出会ったコノシメトンボ

2010-08-02 | 自然観察(昆虫)
芦川の山中を歩いていたら、枝先に翅の先端が茶色のトンボがとまっていました。
先端が茶色なのは、ノシメトンボかコノシメトンボかリスアカネかマユタテアカネ。
見分けるには、胸の斑紋を見ます。このトンボは上から2本目と3本目の線がつながって「つ」のようになっているので、コシノメトンボです。



反対側から。
やっぱり「つ」の模様になっています。
まだ未成熟で黄色ですが、秋になると真っ赤になります。

水さえあれば、どこでも産卵してしまうトンボです。
なので、学校のプールでたくさん発生することがあります。



逃げないので、正面にまわってみました。
いたるところにいるトンボですが、自分はあまり見た記憶がありません。
赤とんぼは、アキアカネかウスバキトンボというイメージなんですよね。
翅の褐色紋が特徴なので、ちょっと気にしてみたいと思います。