アマサギもいろいろですね。
よく見ると、目元が赤みを帯びてきているアマサギがいました。繁殖期を迎えると、こんな色になってきます。
この個体は、これからですね。
褐色の羽毛は、年齢を重ねると濃く出るようで。若鳥はあまり変化しないようです。
夏羽になると、冠羽や飾り羽が発達していきます。
こうして羽を逆立てていることもあります。
大きさはコサギよりちょっと大きい程度ですが、貫禄のある顔ですね。
夏鳥であるアマサギがやってきていました。
水が入った水田で、さっそくエサを探していました。
薄いベージュ色の夏羽がトレードマークですね。
群れの中には、夏羽に生え替わったものもいれば、生えかけのもの、まだ替わっていないものが混ざってます。
生え替わっていないと、ちょっとチュウサギとの区別に迷いますね。
体が小さめなのと、くちばしの短さで判断でしょうか。
でも、チュウサギと混ざっていたらわからないかも。
この群れは、アマサギだけだったようです。
ゆったりと歩きながら餌を探していました。
田起こしのトラクターの後ろに群れてエサ探しをするアマサギの群れを、よく見かけます。
なので、エンジンで動くものは特に危害を与えないものと認識しているようですね。
この時も車に乗ったまま助手席の窓を開けて撮りましたが、ほとんど警戒していませんでした。距離にして、約10mの近さ。
群れが縦長だったので、エンジンをかけてちょっと前進してみましたが、まったく気にする様子はありませんでした。降りて近づくと、一定の距離をとろうとするんですが。
サギ類の観察は、車に乗ったままがよさそうです。
9のつく日は空倶楽部の活動日です。
月初めなのでお題「カーブミラーの空」です。
午前中は雨で、いったんいつもの花と空で記事を書きましたが、夕方になって晴れて青空が出たので、カメラをつかんでサンダルで出撃してきました。
雨上がりの青空はいいですね。茶畑の中の農道で、富士山とのコラボを撮ることができました。
愛鷹連峰も青空の下でくっきりと見ることができました。
日が落ちてきて、青空の青が紺色に。
深い蒼さでした。
西の空を写すカーブミラーには、雨上がりの流れるような雲が。
自宅の近所ですが、美しい光景でした。
いつもの空倶楽部な写真も。
まずは、ホタルブクロが見上げる空。
もう梅雨間近で曇天でしたが…。
キキョウソウも真っ盛りです。
紫色の花がいいですね。
静岡県富士市今泉(青葉台)
静岡県富士市中里 浮島ヶ原自然公園 から
PENTAX Optio W90
撮影日:
2012/6/9 17:15-17:35
2012/6/3 15:06
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ホタルの季節まっただ中です。
5/6に、こどもエコクラブの子どもたちと放虫した浮島ヶ原自然公園のヘイケボタルが羽化していました。淡い光がきれいですね。
よく「観光」として見られるホタルは、ゲンジボタルのことが多いです。
ゲンジと比べるとヘイケのほうが小さい体をしています。(だから「平家」なのだという説です。ホタルの名前でも、敗者の扱いなんですね…)
また、前胸部の黒線がヘイケは太く、ゲンジのような十字模様にはならないのが違いです。
夜露のおりたスギナの上で、点滅していました。
そっと近づいても、すぐに発光をやめてしまいます。光り方も儚くて、確かに「平家」っぽいかも…。
暗闇の中なのでストロボ撮影ですが、そうして撮ってみると意外と毛深いことがわかります。
これからしばらくの間、ヘイケボタルが見られそうです。
ただ、水辺ですし真っ暗闇の中です。周囲の整備もしていませんし、草むらの中での観察になります。また、近くにホタルブクロやオカトラノオがありますので、見に行く方は、不用意に踏み込まないでくださいね。
(見やすくなるように、少し整備をするつもりではあります)
コオニビシの葉には、セスジトンボがよくやってきています。
腹部の先に青い紋のあるイトトンボ類が多いので、種類を見分けるのが大変です。
拡大して胸部を見て、ようやくわかるといった感じです。
あたたかくなって、他のイトトンボも出てくると思います。
同定が大変ですね。
ヨシ原の中を通る木道を歩いていると、縄張りを見張るハラビロトンボのオスに出会います。
時々ホバリングしながら、同じルートを行ったり来たりしています。
こうしてメスがやってくるのを待っているようですね。
時々とまって休んでいます。
とまる場所も、いつも同じ場所であることが多いです。
じっくり観察していると、いろいろな習性が見えてきますね。
6月になって、いよいよトンボの季節です。
ハラビロトンボのメスに出会いました。青白く粉をふくオスと違い、メスは黄色と黒のまだら模様です。
そっと近づけば、かなり近くまで寄っても逃げません。
仲良くなることが優しいトンボでもあります。
上から見ると、寸胴な腹ですね。
まさに名前の通りです。
浮島ヶ原自然公園の北側にある丘に、ヒナキキョウソウが咲きました。
今まで姿を見ませんでしたが、今年になって急に群落を作っています。休眠種子が発芽したのかな?
北アメリカ原産の帰化植物です。
拡大してみると、なかなかきれいな花です。
バランスのいい花ですね。確かに花壇で群生していればきれいだと思います。
花が成熟すると、棍棒状だった柱頭が3裂します。
そんな花も見られました。
花は、茎の先に1つだけつけます。その下にたくさんあるつぼみは開かないで、自家受精で種子を作ってしまいます。「閉鎖花」というシステムで、ホトケノザなども閉鎖花をもちます。
近くには、キキョウソウも咲いていました。
こちらは、下から花を咲かせ、さらに複数の花をつけます。
花弁もちょっと幅広く、色も若干濃いです。
こちらのほうが、「桔梗」に似ていますね。
これも、北アメリカ原産の帰化植物です。
どちらも、実にドアが開いて種がこぼれるのだとか!?
ぜひ、その様子を観察してみたいと思います。
浮島ヶ原自然公園のホタルブクロが満開です。
開園時から時々移植していましたが、3年目で根付いたようで株数が増えました。
これで公園の住人が1つ増えました。
富士市内の植物の保存が、こうして進んでいくといいなと思います。
1ヶ月前、水路にヘイケボタルを放虫しました。
そろそろ成虫になるはずです。
「蛍袋」ができるかな…?ほたるぶくろ