渋谷の金王八幡神社にある金王桜は江戸の三大桜に数えられる銘木です。
桜の前には次のような解説板があります。
そして、こちらが昨年4月に撮影した花の写真です。
金王八幡の社殿の左右に金王桜の木があります。
冒頭の画像は今日の社殿の様子です。
去年の写真の桜は社殿の左側にある若木のものです。
この若木には、実生の木である旨が書かれています。
すなわち、種から育てたということです。
桜は「自家不和合性」という性質を持っていて、同じ桜同士では実を結びません。
また、ソメイヨシノのように日本全国クローンの桜でも、同じ遺伝子を持っていると実を結びません。
ですから、同じ桜を作るためには、接木や挿し木などでつくるほかないのです。
この右側の桜が実生であるのならば、すでに金王桜とはいえないのではないでしょうか。
さて、今度は右側の原木の今日の画像です。
まだ花は数個、金王八幡のホームページでは今日開花したということでした。
これは、このつぼみの様子。
さて次にこの桜が本当に「長州緋桜」なのでしょうか。
疑問に感じています。
上は昨年撮影した新宿御苑の「長州緋桜」です。
色合いがだいぶ違うような気がします。
だいたい緋桜というには桃色が薄すぎます。
やはりこれは「金王桜」であって「長州緋桜」ではないのではないのでしょうか。
桜はそれほど種類が多く、すぐに変化しやすいということです。
エドヒガンとオオシマザクラをいくら掛け合わせても二度とソメイヨシノができないのと同じで、人間にはどうしようもないことです。
もちろんソメイヨシノの種を拾ってきても、それはソメイヨシノと誰かほかの桜の子供なので、決してソメイヨシノにはなりません。
そんなことを考えた午後でした。
桜の前には次のような解説板があります。
そして、こちらが昨年4月に撮影した花の写真です。
金王八幡の社殿の左右に金王桜の木があります。
冒頭の画像は今日の社殿の様子です。
去年の写真の桜は社殿の左側にある若木のものです。
この若木には、実生の木である旨が書かれています。
すなわち、種から育てたということです。
桜は「自家不和合性」という性質を持っていて、同じ桜同士では実を結びません。
また、ソメイヨシノのように日本全国クローンの桜でも、同じ遺伝子を持っていると実を結びません。
ですから、同じ桜を作るためには、接木や挿し木などでつくるほかないのです。
この右側の桜が実生であるのならば、すでに金王桜とはいえないのではないでしょうか。
さて、今度は右側の原木の今日の画像です。
まだ花は数個、金王八幡のホームページでは今日開花したということでした。
これは、このつぼみの様子。
さて次にこの桜が本当に「長州緋桜」なのでしょうか。
疑問に感じています。
上は昨年撮影した新宿御苑の「長州緋桜」です。
色合いがだいぶ違うような気がします。
だいたい緋桜というには桃色が薄すぎます。
やはりこれは「金王桜」であって「長州緋桜」ではないのではないのでしょうか。
桜はそれほど種類が多く、すぐに変化しやすいということです。
エドヒガンとオオシマザクラをいくら掛け合わせても二度とソメイヨシノができないのと同じで、人間にはどうしようもないことです。
もちろんソメイヨシノの種を拾ってきても、それはソメイヨシノと誰かほかの桜の子供なので、決してソメイヨシノにはなりません。
そんなことを考えた午後でした。