今日の桜は祐天桜です。
祐天桜は東京23区最古の桜といわれています。
場所は品川区上大崎の清岸寺にあります。
駅でいうと白金台駅から約5分ほどです。
ここは、明暦の大火の後、麻布狸穴周辺にあった芝増上寺の八つの子院が、大名屋敷の造営のために上大崎の増上寺の屋敷地に移転してきた場所で、今でもお寺がいくつもあり場所です。
その中には、麻布善福寺に移葬されるまえの福澤諭吉の墓があった常光寺(当時は正福寺)や伊東深水が眠る隆崇院などがあります。
この桜は、祐天上人の手植えと伝えられています。
祐天上人というと祐天寺を思い浮かべますが、祐天寺は祐天上人の死の間際に弟子が廟所として用意した場所ですので、上人との関係は薄いと思われます。
祐天上人は1637年から1718年に存命した方で、1661年から1684年にかけて八ヶ寺の移転が行われたということで、時代的には合いますね。
ですからこの桜350年近い樹齢があるということです。
祐天上人手植えの桜の碑
この解説版には高さ7mと書いてありますが、今ではTOP画像でもわかるように見るも無残な姿です。
別の角度から・・・脇枝からしか花が咲いていません。
でも可憐に咲いています。
この桜は、エドヒガンとヤマザクラの雑種だそうです。
エドヒガン独特の花柄の膨らみは見られません。
こんな木をそのままにしては可愛そうだということで、祐天上人三百遠忌を祈念してS林業が組織培養で苗木の増殖に成功したようです。
もう少ししたら若木の桜が見れれるのではないでしょうか。
さてさて、実はこの木があまり無残だったので、最初訪れた時は別の木を祐天桜だと勘違いしてしまいました。
こちらがそれです。これはエドヒガンかな?
清岸寺の前にある隆崇院のソメイヨシノも見事です。(TOP画像の背後に見えるのも隆崇院の桜です。)
東京では桜もなかなか生きにくいのかもしれませんね。
そんなことを思った午後でした。
祐天桜は東京23区最古の桜といわれています。
場所は品川区上大崎の清岸寺にあります。
駅でいうと白金台駅から約5分ほどです。
ここは、明暦の大火の後、麻布狸穴周辺にあった芝増上寺の八つの子院が、大名屋敷の造営のために上大崎の増上寺の屋敷地に移転してきた場所で、今でもお寺がいくつもあり場所です。
その中には、麻布善福寺に移葬されるまえの福澤諭吉の墓があった常光寺(当時は正福寺)や伊東深水が眠る隆崇院などがあります。
この桜は、祐天上人の手植えと伝えられています。
祐天上人というと祐天寺を思い浮かべますが、祐天寺は祐天上人の死の間際に弟子が廟所として用意した場所ですので、上人との関係は薄いと思われます。
祐天上人は1637年から1718年に存命した方で、1661年から1684年にかけて八ヶ寺の移転が行われたということで、時代的には合いますね。
ですからこの桜350年近い樹齢があるということです。
祐天上人手植えの桜の碑
この解説版には高さ7mと書いてありますが、今ではTOP画像でもわかるように見るも無残な姿です。
別の角度から・・・脇枝からしか花が咲いていません。
でも可憐に咲いています。
この桜は、エドヒガンとヤマザクラの雑種だそうです。
エドヒガン独特の花柄の膨らみは見られません。
こんな木をそのままにしては可愛そうだということで、祐天上人三百遠忌を祈念してS林業が組織培養で苗木の増殖に成功したようです。
もう少ししたら若木の桜が見れれるのではないでしょうか。
さてさて、実はこの木があまり無残だったので、最初訪れた時は別の木を祐天桜だと勘違いしてしまいました。
こちらがそれです。これはエドヒガンかな?
清岸寺の前にある隆崇院のソメイヨシノも見事です。(TOP画像の背後に見えるのも隆崇院の桜です。)
東京では桜もなかなか生きにくいのかもしれませんね。
そんなことを思った午後でした。