曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

「これでいいのだ 映画★赤塚不二夫」を見たのだ

2013-08-29 22:11:15 | テレビ・映画
「堀北真希が出てるから見る」第二弾です。




ひとことで言えば、赤塚不二夫(浅野忠信)と担当編集者(堀北真希)の友情物語、かな。

赤塚不二夫のファン、または堀北真希のファン以外は見る必要がないと思った。どちらのファンでもなく、ただ面白い映画を見たい、と思ってる人はよした方がいいかも…。

浅野忠信のファンは、見ないほうがよかろう。後半ほとんど全裸だし、母親(いしだあゆみ)との絡みで、かなり情けないシーンあり(浅野忠信のせいではないが)。

予告編だけ見ると楽しそうなんだけど、全部見ると…ウーン。くだらないギャグ→赤塚不二夫の変な行動→堀北真希の戸惑い→最初に戻る の繰り返しが盛り上がりなくずっと続く感じ。

よく考えてみると、僕は赤塚不二夫のギャグで本気で笑ったことがない。唯一覚えてるのは、2度目のアニメ化の時の「おそ松くん」で、「あしたのジョー」のパロディをやった時。ジョー(イヤミ)がダウンして、コーナーにいたハタ坊が「たつんだじょ~~~」と叫んだやつ。あれだけは笑ったけど、他に記憶がない。

そんな僕だから、赤塚不二夫のギャグが満載のこの映画で笑えるわけがない。

ただ、堀北真希を見るという意味ではいい映画だった。少なくとも「白夜行」よりはいい。この映画の堀北真希は、自身のイメージとほぼ同じキャラクターを演じている。つまり、普段通りの彼女を鑑賞できる。真面目な彼女が赤塚不二夫のくだらないギャグに怒ったり同調したりしながら成長していくという、ありがちな話である。

見どころは学ラン姿の堀北真希かな。

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