
ペナントレース終盤、ジャイアンツは菅野、マイコラス、ポレダの先発3本柱を中4日で回した。マイコラスは「メジャーは中4日が普通だからね」と言って「やはり来年はメジャーか」と報じられた。菅野はスワローズとの直接対決で投手の石川に決勝タイムリーを浴び、試合後、「疲れが思ったより早く来た」と言った。
中4日に自信ありのマイコラスが4回につかまった。畠山にあっさり犠飛を許し、阿部のおもしろフィルダースチョイスで、この回2点を失った。僕はマイコラスも疲労から球威が落ちていたと思う。スワローズはマイコラスを大の苦手としているが、川端も山田もバレンティンも、いつも通りの鋭いスイングで安打を重ねた。いつものマイコラスではなかった。
といっても、昨日も「あと一本」が出なくて満塁の好機を逸していたわけで、簡単に先制の犠飛を打った畠山に個人的MVP「曖昧批評賞」を差し上げたい。
今日ジャイアンツが勝てば、明日は大竹でもいいのではと思っていたが、負けたので余裕がなくなった。中4日で菅野だろう。前回それで打ち込まれているが、第3戦大竹にして第4戦菅野にすると、早く使いたいポレダが第5戦になってしまう。順序を逆にして、第4戦ポレダ、第5戦菅野にすると、菅野と原監督の絆が壊れそう(笑)
ファーストステージが2戦で終わっていれば、昨日ポレダ、今日内海、明日マイコ(中5日)と登板間隔を空けられたわけで、タイガースが日曜日に勝ってくれたのが非常に大きい。
昨日はいいところがなかったバレンティンが、今日は猛打賞。2点タイムリーを打ったときは、一塁ベース上で激しいガッツポーズも見せた。彼は気分によって調子が変わるので、明日も楽しみだ。と同時に、杉村打撃コーチの調整の腕は見事というほかない。山田も復調したし。