曖昧批評

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日本シリーズ第1戦の感想

2015-10-24 23:47:02 | スポーツ


先発石川が4回裏に松田のソロを被弾。そこから連打で2点を追加された。6回には3番手中澤が明石にタイムリーを打たれて4対0。打線は武田翔の前に2回から8回まで内野安打1本に抑え込まれた。畠山が9回表に2ランを放ち、完封負けは逃れた。

武田はカーブが凄いと聞いていたが、ほとんどがストレートだった。スワローズ打線は初回から、おそらく最後まで直球狙いだったが、畠山以外は上手く捉えることができず、凡打の山を築いてしまった。

初回、比屋根が2球目の直球を打って捕邪飛。川端が直球をセンター前に弾き返し、山田が直球を打ち損じて中飛。徹底的に直球を狙っている。でもあんまりカーブ投げてこないな、と思ってたら畠山はカーブを空振り。あれおかしいなと思った次の直球(ヤフーの速報ではスライダーとなっているが、僕にはストレートに見えた)をジャストミートしてライト前ヒット。

畠山は直球待ちなのに、なぜカーブを振ったのか。次に直球を投げさせるための偽装か。それにしては本気で空振りしていた。あれだけ綺麗に空振りされたら、次もカーブを続けるのではないか。高谷の配球も、畠山の読みも不可解な打席だった。ただ、畠山は次が直球だと読み切ってヒットを打った。不可解は不可解だが、畠山はこの試合唯一頭を使ってると思った。

直球大好き人間の雄平には、最初の打席こそ直球を投げてきたが、以降はほぼ全部カーブだった。雄平以外は全員直球攻め。カーブは落差が大きすぎて見逃せばボールだったので多投しないのかも。

第6戦まで行かないと武田とは対戦しないかもしれんが、次はもっとカーブを意識しないで打席に立ってほしい。山田は迷っていた風なので特に。

石川はいい時のキレがあったが、松田に打たれたシンカーは僅かに甘かった。CSで坂本に本塁打されたのと似た球だった。ベテランらしく何とか凌いだと思ったが、高谷がフルスイングした打球が超ボテボテのサード内野安打になって2点目を取られてしまった。高谷はホークス打線唯一の安全牌(打率.170)だが、この打席はカットで粘られていた。不運は不運だが、安全牌にあれだけカットされた時点で負けだったかも。

投打に圧倒された、と書かれても仕方のない試合だったが、15安打で4点しか取れないホークスもどうなんだ思う。

打たれたヒットは多いが、ホークスは本拠地でセーフティーリードを付けた状態で伸び伸びプレイしていた。能力値の5割増の良いスイングができていた。過度に恐れなくていいと思う。

まあ、明日からも3試合連続で伸び伸びやられたら困るんだけど。

シーズン終盤からクライマックスシリーズまで、滅多打ちされるけど点は取られない試合ばかりで、まあ平常運転とも言える。負け惜しみだが。

武田も手強い相手だったが、明日のバンデンハークはもっと手強いと噂の投手だ。大事な初戦を落として次のより難敵に勝つ(しかない)というのは、クライマックスシリーズと同じ展開だ。9月以降連敗がないスワローズの無連敗力を信じよう。

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