某シネコンで「スターウォーズ・フォースの覚醒」を見てきた。
ネタバレはできるだけ避けるが、どんな小さな情報も入れたくないという人は見ないほうがいいと思う。
3Dではなく2D字幕版を選んだが、一番よく見えるいい席だったので、迫力は十分だった。いずれレンタルになったりテレビでやったりするだろうけど、今回のは特に大画面で見たいシーンが多いと感じた。ミレニアム・ファルコンとタイファイターのドッグファイトとか、凄まじいスピード感なので。
エピソード1~3は、時代は前なのにメカは4~6より新しくて違和感があった。古い時代と分かっていながら最新のCGを使い、最新のメカ・インターフェイスにしてしまっていた。だが今作は、EP6が制作された80年代のSFメカを2015年の最新映像技術で見せてくれている。たとえばミレニアム・ファルコンの対空砲の照準器はEP4の二色でフレームだけの、まるでアタリのゲーム画面みたいなアレだ。電子双眼鏡?の画面も、解像度が低く、粒子が荒れている。 スターデストロイヤーや、要塞内部のインテリアもEP4~6を踏襲したレトロフューチャーなものだ。でもちっとも古臭い感じはなく、ああ俺達が好きなスターウォーズだ、これでなくちゃいけない、と思った。
ドロイド軍団が出てこない。敵も味方も生身の人間である。ストームトルーパーだって、中の人がいるということがストーリーに含まれている。EP1~3はドロイドだらけで戦闘が軽く薄っぺらだったが、今回は敵味方共に戦死が軽くない。まあ、あっけなく大量に死んでいくのはいつもと変わりないが。
シリーズを全部見ていればニヤリとできるネタがちょいちょい差し込まれる。ホログラムのチェスとか。
ハン・ソロ、レイア、ルークが伝説の英雄とされている。彼らが登場するとき、新しいキャラクターたちは、スターに会った一般人のような反応を見せる。我々観客にとっても彼らはレジェンドなわけで、奇妙な共有感があった。おそらくアメリカの映画館ではスタンディングオベーションになるんだろう。特に最後のあの方は。
紹介されなかったけど、アクバー提督(EP6の同盟軍艦隊司令)っぽいのがいて懐かしかった。
EP6の後色々あったようだが、マーク・ハミルはしっかり鍛え直してきた。最後のジェダイの風格、オーラに、何だか目頭が熱くなった。
ニコニコ動画の「部長とカメラ」で見たばかりのアイルランドの世界遺産「スケリッグ・マイケル」が出てきた。部長とカメラとスターウォーズという組み合わせがおかしくて、ちょっと笑ってしまった。
EP4に似ているという批判があるようだが、一般人がひょんなことから大戦争に巻き込まれる冒険活劇は鉄板のテンプレートだ。ラピュタなんかもそうだし。僕はこのテンプレートがかなり好きである。
敵の要塞にお誂え向きの弱点があるのはお約束。あまりにもうまく行き過ぎてると思ってたら、最後はとんでもない展開に。プレス向けの試写会もやらず、徹底的な報道管制を敷いたのはこのためかと納得。知ってしまったら興味が半減すること疑いなしなので、未見の方は情報が耳に入る前に劇場へゴーだ。
ネタバレはできるだけ避けるが、どんな小さな情報も入れたくないという人は見ないほうがいいと思う。
3Dではなく2D字幕版を選んだが、一番よく見えるいい席だったので、迫力は十分だった。いずれレンタルになったりテレビでやったりするだろうけど、今回のは特に大画面で見たいシーンが多いと感じた。ミレニアム・ファルコンとタイファイターのドッグファイトとか、凄まじいスピード感なので。
エピソード1~3は、時代は前なのにメカは4~6より新しくて違和感があった。古い時代と分かっていながら最新のCGを使い、最新のメカ・インターフェイスにしてしまっていた。だが今作は、EP6が制作された80年代のSFメカを2015年の最新映像技術で見せてくれている。たとえばミレニアム・ファルコンの対空砲の照準器はEP4の二色でフレームだけの、まるでアタリのゲーム画面みたいなアレだ。電子双眼鏡?の画面も、解像度が低く、粒子が荒れている。 スターデストロイヤーや、要塞内部のインテリアもEP4~6を踏襲したレトロフューチャーなものだ。でもちっとも古臭い感じはなく、ああ俺達が好きなスターウォーズだ、これでなくちゃいけない、と思った。
ドロイド軍団が出てこない。敵も味方も生身の人間である。ストームトルーパーだって、中の人がいるということがストーリーに含まれている。EP1~3はドロイドだらけで戦闘が軽く薄っぺらだったが、今回は敵味方共に戦死が軽くない。まあ、あっけなく大量に死んでいくのはいつもと変わりないが。
シリーズを全部見ていればニヤリとできるネタがちょいちょい差し込まれる。ホログラムのチェスとか。
ハン・ソロ、レイア、ルークが伝説の英雄とされている。彼らが登場するとき、新しいキャラクターたちは、スターに会った一般人のような反応を見せる。我々観客にとっても彼らはレジェンドなわけで、奇妙な共有感があった。おそらくアメリカの映画館ではスタンディングオベーションになるんだろう。特に最後のあの方は。
紹介されなかったけど、アクバー提督(EP6の同盟軍艦隊司令)っぽいのがいて懐かしかった。
EP6の後色々あったようだが、マーク・ハミルはしっかり鍛え直してきた。最後のジェダイの風格、オーラに、何だか目頭が熱くなった。
ニコニコ動画の「部長とカメラ」で見たばかりのアイルランドの世界遺産「スケリッグ・マイケル」が出てきた。部長とカメラとスターウォーズという組み合わせがおかしくて、ちょっと笑ってしまった。
EP4に似ているという批判があるようだが、一般人がひょんなことから大戦争に巻き込まれる冒険活劇は鉄板のテンプレートだ。ラピュタなんかもそうだし。僕はこのテンプレートがかなり好きである。
敵の要塞にお誂え向きの弱点があるのはお約束。あまりにもうまく行き過ぎてると思ってたら、最後はとんでもない展開に。プレス向けの試写会もやらず、徹底的な報道管制を敷いたのはこのためかと納得。知ってしまったら興味が半減すること疑いなしなので、未見の方は情報が耳に入る前に劇場へゴーだ。