
徳川家康が小山田と比較してアナ雪を「裏切り者としての格が違う」と評する。裏切り者にも格があるのか。アナ雪も「嫌なことを言いますな」と渋い顔。
徳川の弓の置き方を信繁が賞賛する。まだ無名の段階で上から目線の、大河の主人公にありがちな態度だった。ちょっと気に食わない。
髪もヒゲももじゃもじゃの藤岡弘、の本多忠勝が張飛にしか見えない。
昌幸は、武藤喜兵衛時代に三方ヶ原で家康を苦しめたらしい。Wikipediaには、昌幸が家康追撃に反対したとあるだけだが、力量から考えても、ありそうな話ではある。記録が残っていないだけで。
信長と会う前に信忠と面接。なぜか家康も同席。例の上杉に送る振りをした偽手紙について、家康に見破られそうになる。というか見破られていた。直江兼続が来てるから確認すると言われて万事休した。しかし、いくら追求されても平然と嘘をつき通して根比べに勝った。家康が根負けしないで直江景勝に確認すると、「出しましたよ」という話になり、実は直江も抱き込んでいたというオチなら面白かったのに。
まつが夫を密かに連れて人質に行くことになったが、そんな面倒なことをしなくてもこのドラマの昌幸なら許してくれるんじゃないかと思った。あの展開に持っていくなら、昌幸に「信玄・勝頼親子を裏切ったヤツは許さん」と言わせるとかしないと。
信長が靴を履いてることにビビった。靴音をカツカツ言わせながら昌幸に「いい面構えをしている」と言って終了。終了宣言がなぜか家康。なかなか緊迫感のある謁見だったが、叫びながら明智光秀(また官兵衛のとき以上に生っ白い男だ)をガツンガツンやってる信長は、剣と魔法のログレスの部長にしか見えなかった。
そしていきなり本能寺の変。出てきたと思ったら、たった2シーンで信長退場。いいのかなあこれで。