曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

「真田丸」第13回「決戦」の感想

2016-04-04 23:20:04 | 大河ドラマ


徳川迎撃のため、一時的に人質業務を離れた信繁と三十郎が海津城に到着。上杉からの援軍は、子供と年寄りの寄せ集めだった。どう考えても使えねえ。実際、彼らはこの後出番なかった。

徳川軍の真田討伐軍指揮官は、鳥居元忠。信長の野望シリーズでは、老兵って感じで、僕の中では三国志の黄忠に似てるんだけど、真田丸の元忠は、少し若くて四角い顔の武将だった。元忠隊の兵力は7000名。

上田城では昌幸が「駒が一つ足りない」と悩んでいた。そこへ、雑兵を海津城に捨ててきた信繁が帰還。

昌幸「これで勝つる!」

信繁が足りない駒にハマったらしい。

みんなの前で秘策を披露する昌幸。大軍も、長く伸ばしてちぎれば各個撃破できる、と実際の餅を使って説明。だが、べたつく餅が手に付いてしまう。

昌幸「ちょっと手を洗ってくる…」

せっかく帰ってきたのに、信繁と梅がすれ違いまくって、なかなか会えない。我が子には対面。おこう(信幸嫁)が抱っこしましょうかと申し出たが、信繁は「結構です」と即答。落っことしそうだもんね。

信幸は騎乗して砥石城へ。信繁は歩いて徳川軍前面に。そのへんが、一応長男と次男の差なのかなと思った。

信繁は、六文銭を描いた旗印を振り回して踊った。真田家には二つ家紋があり、六文銭だけではなく、雁金もそうらしい。初めて知った。というか、今まで六文銭が使われてなかったことに気づかなかった。

信繁の変な踊りに釣られた徳川軍、渡河して城下町へ侵入。しかし、城下町には杭やら熱湯やらの罠で痛めつけられた状態で大手門へ。大手門前に、なぜか梅がいた。徳川兵に囲まれたが、佐助が素早く中に入れた。使える男だ。

しかし、大手門は、どう見ても牛久のワープステーションのセットだった。何度も何度も使いまわされている奴。上田城の大手門の映像は番組後にも流れるんだから、もうちょっと似せて欲しかった。

ワープステーション江戸に行ってから時代劇の見かたがちょっと変わった

戦闘シーンも、せいぜい50人対25人って感じで、決戦と言うには若干しょぼかった。せめて500人くらいはエキストラを雇ってほしかった。

1300名も戦死した徳川に対して、真田の死者は50名。圧勝である。だが、戦場と城内を無駄に行ったり来たりしていた梅が、隠れ家の寺で殺されていた。予備知識がなかったので、かなりびっくりしたが、まあこうでもしないと長沢きりの出番が回ってきそうもないので、しょうがないのかな。ていうか史実もこうなんですかね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする