子供のスマホ問題

長女（12）がiPhone 8、次女（9）がiPhone 5sを使うようになって、いろいろと悩ましいことになっている。


一番使っているのはYouTubeだ。見ているのはヒカキンやハニーワークスなど、親からしたら、何が面白いのかわからないものばかり。

インストールアプリは制限をかけているが、それ以外は特に何もしてない。長女のはドコモのフィルターが一応かかっているはずだが、効果はよくわからない。

YouTubeで何が怖いって、子供が見るものじゃないのも分け隔てなく上がっているということだ。たまたま検索で引っかかったらしいが、出会い系パブに行けば本当にヤレるのか的な動画を次女が見ていたという事件が以前あった。テレビもろくでもない番組をやっているが、倫理的なチェック機構が一応あるから、まだマシである。

無料でマンガ読み放題のアプリのインストールのリクエストが来て、App Storeで確認したら、見本として出ているタイトルに成人向けが多くて却下した。12＋となっていたが、タイトルからは最低でも15だとおもった。

動画SNSアプリのリクエストが来て、同じように調べたら、広告を強制的に見せられるとのことで評判が悪く、どんな広告かわかったもんじゃないので却下した。

あんまり年齢がばれそうなことは書きたくないが、僕はこれでもネット歴が古く、最初はニフティサーブだった。インターネットというやつに触れたのは1995年だ。Yahooの使い方、グーグルの使い方、2chとの付き合い方、など、一つ一つ出現したときに自力で習得させられてきた。誰かにネットでのふるまい方を習ったことはない。その中で、ここはやばい、ここは危ない、ここは正しい、ここはデマってのを見分けられるようになった。時々痛い目に遭いながら。

今の子供たちはインターネットに初めて触れる時にフルスペックのスマートフォンを持たされて、我々が20年かかって学んだことを一気に覚えなくてはならない。我々もまた、教え方がよくわからない。誰かに教わってきたわけじゃないので。非常に悩ましい。