曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

サブ子の旅(27)

2022-01-16 12:03:00 | デジタル関係
FINAL FANTASY XIV暁月のフィナーレのネタバレを含む記事です。未プレイの方はご注意ください。









ゼノスとファダニエルを追って、サブ子、サンクレッド、ヤ・シュトラ、ウリエンジェは月へ向かう。月にはでかい古代人(漆黒のアーモロートにいた連中)がいて、ゾディアークを監視していた。ゾディアークを封印して平和の均衡を保っているらしい(僕なりの適当解釈)。


赤や紫のがゾディアークがいるところ。サブ子は白い人物の足元にいる小さいやつ。

ゼノスが封印の?巨大な柱を一太刀で破壊して、そのゾディアーク討滅戦。暁月初のCFバトルだ。メイン子のときは全員が初見で、死にながら攻略法を探っていった。今はもう討滅ルーレットか何かで当たった人たちばかりな状況。初見はサブ子だけ。慣れた人たちに任せて楽できるが、ミスして足を引っ張る恐れもある。ステージが90度回転するギミックでミスしそうだと思っていたのだが、手練れのメンバーの真似をして、なんとか死亡ゼロで終えられた。


暁月はハイデリン・ゾディアーク編の完結編なわけで、ゾディアークは善の最高位ハイデリンに対する悪の最高位だと思ってたのに、案外弱かった(傲慢)。

月には巨大で人工的な居住区みたいのがあった。それは、来るべき終末に備えて、ハイデリンがレポリットという小さなウサギ種族に作らせたものだった。レポリットは1万2千年も前からヒトのために、アーテリス(という呼称がここで初登場。エオルゼアのある我々の惑星)が「腐り落ちて」駄目になったら月で脱出できるように働いていたのだった。びっくり。

その気持ちは嬉しいが、簡単には「じゃあこれで逃げるわ」と言えないわけで。理屈はよく分からないが、逃げるだけだとリーンたちが生きている第一世界(漆黒の舞台)は救えないらしいし。

レポリット達は、役割や性格に合わせてホニャララウェイと名乗っている。超巨大宇宙船としての月の航海士はマッピングウェイ、ヒト向けの食事を研究してるのはクッキングウェイ、単に走り回ってるやつはランニングウェイといった風に。これに感化されたヒカセンたちの間で、暁月以降、Twitterなどで「〜ウェイ」を名乗るのが流行っている。


左の茶色がリーダーのリヴィングウェイ。この名の意味と彼らのヒトへの想いについて、ウリエンジェが感動的な演説を行う。ちょっと泣きそうになった。

そのように設定された種族とはいえ、彼らは1万2千年も前からアーテリスの人たちを喜ばせようと頑張ってきたのだ。

そんなわけで、サブ子らはアーテリスに戻って終末とやらを迎え撃つことになった。ウリエンジェだけ月に残って、サブ子たちが失敗したら全人類を引っ張りあげて月で逃げる準備をしておく。

地上に戻り、シャーレアンの哲学者会議が「大撤収」を公に発表。彼らはレポリットたちと密かに連絡を取り合いながら、すべての人類と選りすぐった文明と生き物を月に逃がす計画を進めていた。なんか企んでると思われていたが、全部大撤収のためだったらしい。でも物語的には抗わなければならないわけで、アルフィノが父フルシュノに、僕たちは戦いますよと啖呵を切ったら、邪魔しなければそれでいいと言われた。許されたのかどうかよくわからん。


大撤収が明らかになった夜、自室を訪ねてくる人を選べるのだが、今回はアルフィノにしてみた。何度めかわからない感謝をされた。

直後にタイミングよく終末が始まった。各地で偽神獣というのが暴れている。サベネアにいくと、空が真っ赤に燃えていた。「ベルセルク」で人が使徒になるみたいに、負の感情が高まった人々が獣化するという恐ろしい現象がいたるところで発生。


山火事のダンジョンをフェイスでクリア。背後の3ボスはアーモロートの1ボスに似ている。つまり、そういうことだ(?)

絶望で父親が化け物になり、それで絶望した子供も小さめの化け物になって父親に踏み潰されるなど、容赦なく地獄絵図が展開された。この獣化は、一度なると元の姿に戻せない設定で、ほんと容赦ない。

赤ん坊を抱いて逃げる若い母親が化け物にぶん投げられ、貯水地の水面に叩きつけられた衝撃で首の骨が折れて即死。アルフィノとアリゼーが「ここは私たちが食い止めるから」と言って象人マトシャに赤ん坊を託した。雑魚三匹くらいサブ子一人でなんとかするから、君たちはマトシャについていけよ、と思った。

案の定、マトシャは化け物に捕捉され、赤ん坊と二人して獣になりかける。赤ちゃんも絶望するんだね。もうアカンとなったところでエスティニアンが颯爽と現れて間一髪セーフ。美味しいところを持っていきやがるぜニャンの兄貴は。はっきり言って、暁でサブ子の次に強いのは、兄貴だと思う。


赤子を抱えて逃げる象。走りながら彼らの宗教の経文を唱えて負の感情を抑えようとしたのだが。

これでサベネア島後編が完了。サブ子は手がかりを求めて第一世界へ。水晶公を慕っていたライナにグラハが「困難も含めて謳歌している」ことを伝えた。時空を越えた思いやり。リーンも元気でやっていた。水晶祭とかいうイベントを主催しているらしい。


リーンと再会。外見は同じだが、見違えるようにしっかりしていた。状況判断と伝えかたが的確。

古代人の空中庭園、エルピスへ進出。若き日の?エメトセルクと再会。アーモロートのようにサブ子からすると巨人だらけの土地だが、今回はサブ子を大きくしてもらって違和感なくなった。サブ子は使い魔(古代人が好き勝手に創造するミニオン?)という扱い。


左は婦女子に人気のヒュトロダエウス、右が今回ナレーターも務めるエメトセルク。

終末の鍵を握る人物、ヘルメス登場。声が松岡禎丞なので、陰気なキリトと会話してるみたいだった。ヘルメスが創作した青い有翼使い魔、メーティオンと交流。この子のデザインあんまり好きじゃないんだよな。と、メイン子のときも思って嫌な予感がしたものだが、それは的中して、後でとんでもないことになるのだった。


左がcv.松岡禎丞のヘルメス、右の不吉な青いやつがメーティオン。

ひとり月に残って万一に備えるといって男を上げたウリエンジェ。無口無表情の策略家が、初めて心情を吐露した。

ウリエンジェの心からの説得でレポリットと完全和解したら、例の花が綺麗な色に変化した。

死なせてしまった若い夫婦を弔う。エオルゼアの英雄がついていながら、何故こんなことに。

エルピスは映えるところだった。まさに天上の楽園。


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