曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

サブ子の旅(29)

2022-01-29 16:06:00 | デジタル関係
ファイナルファンタジーXIV暁月のフィナーレの激しいネタバレを含む記事です。未プレイの方はご注意ください。



ハイデリンがこっそりメーティオンに通信機をつけていたおかげで、奴の居所が判明した。やっつければ終末を回避できるかもしれない。しかしどうやって宇宙の彼方まで行くのか。

心配ご無用。レポリット1万2000年の知恵をナメてはいけない。方舟はいつのまにか星間航行能力、というかワープエンジンを搭載しており、フルシュノさんによって「ラグナロク」と命名された。月に移住の前にチャレンジしてみようということで、暁メンとレポリットのクルーだけでメーティオン退治の旅に出発。


割と自分の都合だけで命名したフルシュノさん。


白い巨大な宇宙船がシャーレアンの秘密基地から離陸。ちょっと足りなかったエーテルを補うために、かつての蛮神たちが並走してくれた。あるかどうかも分からない宇宙の果てのその地を目指し、全人類の希望を乗せて堂々と蒼空を往くラグナロクは、まるでイスカンダルへ向けて飛び立つ宇宙戦艦ヤマトだった。


魔導船ラグナロク、発進!


しかし、道中はヤマトのようにすったもんだせず、あっという間にその宙域、ウルティマ・トゥーレに到着。さすがワープエンジン。旅のロマンのカケラもない。

余談だが、メイン子が、ここの大型FATEの発生を待つのに丸3日ほど常駐したことがあり、僕自身はウルティマトゥーレを見飽きている。どのくらい飽きたかというと、このエリアのみ、(通常)FATE達成数が60以上のランク3である。60までしかカウントされないのではっきりは分からないが、たぶん100回以上やってる。ここ以外で一番多いエリアでも十数回なのに。

閑話休題。

到着したら警報。黒いメーティオンが艦橋に出現。どうやってきたのか。何やら概念的な論戦になり、気付いたらサンクレッドがいなかった。よく分からないが、彼は自分を犠牲にして、この何かあるのか何もないのか不明な宙域に、物理的に降りられる場所を作ってくれたらしい。


パターン青、使徒です! ラグナロクの艦橋に緊急警報が鳴り響いた。


どういうこっちゃ。2回めなのにやっぱり分からん。

しかし、この後、小惑星的な島に上陸、次の島に行く、という時、暁メンバーが一人、また一人と犠牲になって橋をかけて行くのだった。行き止まり>暁メンが橋化>次の島へ進める、というのが繰り返された。つまり、話を進めると、メンバーが減っていく。


何もないはずの宙域に降り立った暁のメンバーたち。


この流れは、新生編ラストに似ている。あのときも、ヒカセンを逃すために暁メンが順番に犠牲になった。サブ子はそこ、冒険録でスキップしたけど。

一人、また一人消えていき、残りはアルフィノ、アリゼー、サブ子の3人になった。もう一段先へ行かないとゴールには辿り着けない。アリゼーがいい作戦を思いついた。非常に嫌な予感。

私たちが橋になればいい。思ったことが具体化する宙域なんだから、私とアルフィノがあんた(サブ子)の幸せを願えばそうなる。いいでしょこのアイディア。(超意訳)

いやいやいやいや、君たちのことはご両親から任されてるから。絶対ダメだからそんなの。ご両親になんて報告すればいいのよ。


まあ何を言ってもこの双子はやることをやるんですが。


アルフィノ「それを言われると弱いな(微笑)」

だが結局、この双子の兄妹が虹色の橋に変化し、サブ子は最後のエリアへ進むことができた。誰かが犠牲になる必要がある。メーティオンを倒す可能性が一番高いのはサブ子だ。そういうことだ。最後、アルフィノに「また君に全部背負わせることになってしまって辛い」と言われた時は心で号泣しました。


年若い二人が犠牲にならないと先へ進めないのか。


どうせ復活するんでしょ、と思って冷めてたヒカセンもいるらしいが、このゲームには暁メンバーを殺した前科がある。リーダーだったミンフィリアは、前述の新生編ラストでヒカセンの退路を開いた代償として死んだ。魔法のスペシャリストだったパパリモは、神龍を止めようとして死んだ。二人とも生き返ってはいない。このウルティマトゥーレでも僕は、暁メンが100%死んだとは思わなかったが、生きてるとも思えなかった。メイン子の時はね。

そんなわけで、最後の島でサブ子とメーティオンが対峙する。また論戦。というか、メーティオンが一方的に悲観的なことを言う。もうダメっぽい雰囲気になった時(この辺よく覚えてない)、エメトセルクとヒュトロダエウスが現れた。エメトセルクに「私が託したものを投げ出すな」と言われた(数千年ぶり2回め)。




古代人コンビが去った後、サブ子と巨大化したメーティオンが一対一で向き合う。ここからどうやって決戦に持ち込むのか。圧倒的に向こうが強そうなんですけど。

まずいなこの状況は。と思ったら、どこからともなくドラゴンがやってきて乗せてもらった。ドラゴンは、なんとゼノスだった。


ゼノスさんはサブ子がまだメーティオンを倒せてないことにご不満のようです。


ゼノスは紅蓮編ラストでサブ子に負けている。それは神龍戦というやつで、ゼノスが神龍に変身したのと戦ったのだ。暁の危機を予想したクルルさんに頼まれ、その神龍になってはるばる助けに来てくれたのだった。ただし、メーティオンを倒した後は俺と一騎打ちしろ、という条件付きで。

ゼノスのおかげで舞台に上がり、いよいよメーティオンと戦うことに。サブ子一人で? 違うね。

ふっふっふ。こっちにはコンテンツファインダーがあるのだ! 屈強なヒカセンを7人召喚するぜ!

初見はサブ子のみ。僕自身も2度めのはずだが、そこは僕なのでギミックを何度か処理し損ない、2回ほど死んだ。慣れたメンバーだったが、本当のラスボスなので流石に強い。なかなか削れず、時間がかかった。


ラスボスっぽいデザインかどうかというと微妙な巨大メーティオン。強さはラスボスっぽい。


これで宇宙は救われた。もう帰りたい。だが、サブ子と戦いたくてしょうがないゼノスがウッキウキで待っていた。彼は、「一度倒した相手だから、サブ子ちゃんは俺に興味がないのだろう」と思い込んでいて、サブ子を怒らせるために、サブ子が自分と戦いたくなるように、気を引くために色々な悪さをしてきたらしい。小学生男子かお前は。

世界を救うとか、そういうのは抜きにして、冒険者として純粋に俺と戦いたくはないか? 今そういう状況だぞ。とゼノピーはいうが、こっちはもうヘトヘトなのよ。しつこいよ君。






正真正銘、最後のバトル開始。これが長い。一度倒したと思ったら、赤いおどろおどろしいのを身に纏って再生しやがった。最後は何故か素手で殴り合い。ゼノスのクロスカウンターを掻い潜ってサブ子のダブルクロスカウンターが炸裂。ほぼ相打ち。両者リングにぶっ倒れた。ボロボロのサブ子の脇に、ムーンブリダのおっかさんが持たせてくれた緊急用カードが降ってきた! ボタンを押したらラグナロクに転送されるやつ! ボタンが押されてサブ子転送。ゼノスは倒れたまま宇宙の最果てのリングに取り残された。さよならゼノス。


ゼノス死すべし!!(ラオウ死すべし!風に)


サブ子の右ストレートが炸裂! これはアリゼーの分!!!


もうダメ…と思ったら空から転送装置が降ってきた。


気がついたら暁メンバー全員が心配そうに覗き込んでいた。よかった、生きてた、気がついた、という声にアリゼーが「ちっとも良くない!!!」と絶叫。「バカ!!!本当に心配したんだから!!!」と号泣。一番怒ってくれるのはいつもアリゼーだ。ありがとういつも怒ってくれて。


実はメーティオン戦の前にレムナントというダンジョンがあって、その直前に暁メンバーが復活。ダンジョン後、サブ子が転送装置を起動して他のメンバーを全員ラグナロクに送るという事件があった。で、一人で何やってんだあいつはと皆が心配してからの帰還の図。


ラグナロクがアーテリスに凱旋。またまた世界を救ってしまった。救いすぎて、もう平和。暁が解決しようとしていた問題は、もう大体片付いた。蛮神も、もう仲間だし。もう暁はいらないんじゃね? というわけで…

暁は解散した。

サンクレッドとウリエンジェは珍道中の旅に出るらしい。ニャン兄貴はラザハンでドラゴン太守から何か仕事をもらう。アルフィノ・アリゼーはガレマルドで難民の世話。グラハとクルルさんはバルデシオン委員会の再建。ヤシュトラさんはマトーヤ婆さんのところで?魔法の研究。

で、サブ子はこれから何すんの?

と聞かれたところでジ・エンド。




いや何するのって、パンデモニウムを解放して急いで4層まとめて突破よ。ギャザラーのレベルも上げないと、リテイナーがレベルキャップですって毎回言われるし。クラフターも上げないと、マテリアの装着料が大変なことになっている。終わってからの方が忙しいのよ私は。じゃあね。



ラグナロク発進前の最後の晩餐。朝だけど。


ニャン兄貴とアルフィノと。蒼天編は、この三人で駆け抜けたんだよね。


ガーロンド社のお墨付き。船体がマットホワイトなのはシドの趣味か。


ムーンブリダのママがくれた転送装置が最後のキーアイテムだった。おかげで助かりました。


暁復活! どうやって生き返ったのか忘れた。想像すれば実体化する宙域だからだっけ?


エメトセルクが来てくれたから、だいたい勝ちです。


アリゼーの目から涙が一筋。心配かけてごめんね。


解散したけど、これから皆どうすんの?の図。


「新しい武器を手に入れたら戦いたくなるじゃん?」「あんたしつこいのよマジで」


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