第4戦は、去年から続くオリックスとの戦いで、初めて中嶋監督にやられた試合だった。
チャンスは作るものの打ちあぐねていた山岡を5回途中で諦めて宇田川にスイッチ。うちは点取れないから、絶対に1点を守り抜くという覚悟の継投だった。さらに山崎颯にチェンジ。二人とも160キロに迫る剛球でヤクルト打線を捩じ伏せた。1番いいリリーフから出して行っても、最後ワゲスパックが残っており、計算通りの完封リレー。完敗ですわ。
宇田川と山﨑颯は共に回を跨いで35球くらい投げている。宇田川は肩で息してたし、山﨑颯は汗びっしょりだった。高津のゆったり投手運用に慣れたヤクルト脳では、第5戦使えないのではとも思うのだが、明後日は移動日なので使うだろう。ヤバいな。
ヤクルトとしては、5回表一死三塁を活かせなかったのが痛かった。宇田川を打てないならスクイズのフリするとか工夫してほしかった。山崎晃太郎はそういう打者だと思っていたのだが。6回表の一死三塁も同じ。青木だろうがスクイズのフリさせるべき。やれと言ってるんじゃない。偽装でいい。宇田川と山﨑颯は長身で足が長く、フィールディングは上手くなさそうだから、打てなくてもそういう崩し方をして欲しかった。今後のためにも。