曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

スライド型ブログの実験

2014-01-26 19:36:36 | その他



















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東京オリンピックは都知事選の争点なのか?

2014-01-26 00:42:57 | 社会
今度の東京都知事選挙で、原発の是非のほかに各候補者が公約として東京オリンピック2020の成功を掲げている。原発は「原発のない東京で原発を考えてもね」と言われてしまうが、五輪は東京でやるので、それについては文句を言われないでいる。だが、本当に五輪の成功は都知事選の争点と言えるのか? 五輪なんて、そんなに頑張らなくても勝手に成功するのではないか? というか、五輪が成功するってどういう状態を指すんだ?

そう思うと、猛烈に気になってきた。過去に、明らかに失敗した五輪ってのがあったのか? これはブログのネタになるかも?

そういうわけで、五輪の成功失敗は、なんとなく「財政」だろうな…明白な失敗はミュンヘン事件だな…と思いつつ、過去の各五輪を調べてみることにしたのだった。

あんまり古いのだと価値観とか世界情勢が違いすぎるので、第一回東京五輪から調べることにした。とりあえず夏季だけ。

【1964年 東京】

言うまでもなく成功だろう。日本が敗戦から立ち直って高度に経済成長した、これからしていくことを世界に知らしめた大会だ。これのおかげで東京の道路は整備され、モノレールもできた。

【1968年 メキシコシティ】

ざっと調べた限り、特に事件はないようなので、まあ成功では? 高地で空気が薄く、好記録が出すぎたのが問題と言えば問題かも。

【1972年 ミュンヘン】

大会期間中に、パレスチナ武装組織が選手村のイスラエル代表チームを人質に取り、合計17人が死亡するという事件があった。史上最悪の失敗五輪かもしれない。

【1976年 モントリオール】

アフリカの22国がアパルトヘイトがらみでボイコットした。台湾が出たので中国が不参加。大赤字で、モントリオール市は五輪の後、長く財政難に苦しんだらしい。明らかに失敗。

【1980年 モスクワ】

アメリカ、日本など西側諸国がソ連のアフガン侵攻に抗議して大量ボイコット。意外なことにイギリスなんかは出ていて、イメージほど東側だけの大会ではなかったようだが、当然失敗だろう。

【1984年 ロサンゼルス】

前回の報復で東側諸国がボイコット。なぜか中国は参加してる。放映権とか大会ロゴの使用権とか、いろんなものを売って大黒字。当時の西側の認識では成功なんだけど、21世紀の今の感覚では、やや失敗かも。運動大国ソ連と東ドイツ、ルーマニアが出ない大会なんてね。

【1988年 ソウル】

ベン・ジョンソンがドーピングで金メダル剥奪。ボクシングのライトミドル級で韓国が審判を買収して韓国選手が金メダル。開催国がそれやると非常に印象が悪いね。やや失敗か。

【1992年 バルセロナ】

史上最も成功したオリンピックと言われてるらしい。確かに何か事件とか問題はなかった気がする。バルセロナ市は世界的に知名度が上がり、観光客が増えた。明るくて芸術的、デザインされた都市っていうイメージになったよね。

【1996年 アトランタ】

大会中にオリンピック公園で爆弾魔の爆破事件発生。2名死亡。でも、なんとなくこの大会は成功的な雰囲気だった。ロス五輪をより洗練させた、みたいな。

【2000年 シドニー】

日本としては千葉すずの選考問題、柔道の誤審、野球が屈辱の4位などあったが、全体的にはまあまあよかったのでは。

【2004年 アテネ】

テロ警備の費用などで赤字だったらしい。男子マラソンで酔っぱらいがコースに乱入し、独走してたデリマが銀メダルに終わった。 今のギリシャ財政難はオリンピックのせいもあるらしいし、失敗かも。

【2008年 北京】

ググると失敗失敗って書かれてるんだよね。環境問題とか施設の廃墟化があるので、やや失敗かなあ。少なくとも、五輪の後、北京がよくなったという話は聞かない。国の経済は成長したけど。

【2012年 ロンドン】

あんまり経済効果がなかったらしいが、僕の中ではヨーロッパの先進国がそつなくまとめた印象。細かいところを見れば誤審などもあったようだが。

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かなり雑にだが、こうして振り返ってみると、失敗の要因は

テロ
財政負担
ボイコット
ドーピング
誤審・買収


の5つだと思う。

テロは警察と自衛隊の担当。ミュンヘン事件で死者が多数出た原因の一つに、西ドイツ軍が介入できなかったことがあるらしいので、東京2020では変な拘りを捨てて自衛隊に手伝ってもらった方がいいね。

財政は、当然自治体の範疇。施設建設とか都市計画もここに含まれる。やはり都知事が五輪に負う責任は重いな。

今どきボイコットはないと思いたいが、中国と韓国は来ないかもね。でも、この問題は政府の管轄。石原慎太郎が都知事だったらやばかったかもだが。

ドーピングはIOCの管轄、なのかなあ。都知事の責任ではないね。誤審と買収はJOCでいいのかな?

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都知事と東京都庁の力だけでは防げない失敗もあるが、財政関係は責任重大という印象。考えるまでもない問題だった。次の都知事が大会当日にも都知事かどうかは分からないが、あと7年で巨大都市を五輪対応に改造しつつ、大会後も経済効果か続くようにするのは、なかなか難しそうだ。是非頑張ってもらいたい。

というわけで、東京オリンピック2020は都知事選挙の争点になりうる。当たり前すぎる結論で申し訳ない。

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クオバディス・ビジネスを買った

2014-01-25 01:49:17 | 文具
ガラケーからスマホに変えて以来、手帳に書くような情報はスマホで集中管理してきた。しかし、先日スマホをなくして、その情報管理体制の危険性を痛感した。まさか自宅に電話を掛けることもできないとは。

んで、今年はひとつアナログの手帳にも情報を分散させようと思った。仕事中は軽いメールチェック程度しかスマホを使えないので、そういう時のプライベートのスケジュール管理にも使えるし。

最初に考えたのは、トラベラーズノートのパスポートサイズだった。トラベラーズノートは、ざっくりワイルドに断裁された分厚い一枚革で無造作に挟んだノートである。僕は前から茶色のレギュラーサイズを持っていて、いつかは黒のパスポートサイズも買おうと考えてはいた。だが、トラベラーズノートは書きにくい。ノートを挟むヒモの留め金が背の方に飛び出していて、書くときに邪魔なのだ。そしてトラベラーズノートの致命的な弱点として、まったく仕事用には見えない。

トラベラーズノート公式
http://www.midori-japan.co.jp/tr/

次に考えたのは、人気ナンバーワンの「ほぼ日手帳」である。糸井重里がプロデュースしている文庫本サイズのカバー付き手帳で、手帳カバーとしては限界に近い大収納力と、僕が知る限り世界一裏抜けしない究極の手帳用紙トモエリバーのノートが魅力。僕も2008年にナイロンブラックカバーのを買い、一年間使った。

ほぼ日手帳公式
http://www.1101.com/store/techo/

使ってみて思ったのは、書くことがない日もある、ということ。ほぼ日手帳は1日1ページなので、毎日何かを書かないと白紙のページが生まれてしまう。という強迫観念に駆られて365日分なんとか埋めたが、昼食は何だったかと、毎週の定例会議ばかりで、後で見返しても楽しくない、単調でツマラナイ記録になってしまった。あの二の舞は避けたい。

そしてほぼ日手帳最大の欠点は、とにかく使ってる人が多いこと。隣の席の同僚も使ってるので、なんだかなあ、という感じになりそう。あと、ほぼ日ファンには内緒だが、各ページの下に書いてある糸井重里の一言が少々ウザいです。

そんなわけで「ほぼ日」はやめたんだが、あの収納力は捨てがたい。本革のカバーだけ買って、中身は他で調達するというのを考えた(ほぼ日手帳はスタンダードなA6文庫本サイズなので融通が利く)。既に持っているナイロンブラックのカバーを使えばいいのだが、文具マニアはそんなことしないのである。あれのナイロンカバーは凄くありふれてるし、隣の同僚がブルーのナイロンカバーだし。

ほぼ日手帳は2/1に再入荷するらしいので、今は売り切れているTSブラックの本皮を考えた。しかし、僕が好きな革とはちょっと違うことが判明。僕は表面が硬めなのが好きなんだが、TSブラックは柔らかいらしい。

では、ちと値は張るが、ヌメ皮のを買って「育てる」のはどうか。しかしググると、1年程度では育たないことが判明。ヌメ皮はクリーム色でチョイ目立つので会議中とかは出しにくい。早く暗い色にしたいところだが、1年程度ではほとんどクリーム色のままらしい。飴色になるには何年かかるやら。ヌメ皮の財布は2ヶ月で飴色になったけどなあ。ほぼ日手帳は尻ポケットには入らない。ヌメ皮も却下だ。

昨日、ちょっと寄り道して某大型文具店に行ってみると、前から「いつかは」と思っていたクオバディス・ビジネスがあった。クオバディスはフランス製の手帳で、このブログで筆記具の記事に使ってるメモパッド「ロディア」と同じグループ会社の製品である。

クオバディス公式
http://www.quovadis1954.jp/

クオバディスの特徴は、やたら頑丈なカバー。ビニールっぽい合皮だが、日本の手帳にはない風格みたいなのがある。手帳本体は英語表記だったり月曜始まりだったりで使いにくそうなのだが、その使いにくさも魅力というか、僕はそこにエキゾチシズムを感じる。文具マニアは輸入ものの異国情緒が好きなのである。輸入車はなかなか買えないが、輸入文具は買える。

その店では、ほぼ日のカバーみたいなんだけど、手触りや質感が僕好みの文庫サイズ手帳カバー「AIRFLAP」※というのも発見して、激しく迷ったのだが、クオバディスは手帳であり、手帳は季節商品であり、早く買わないとなくなりそうな気がしたので、とりあえずそっちを確保した。ビジネス・プレステージはクリーム色の紙が国産の手帳みたいなので、よりフランスっぽい?青白い紙のビジネスにした。



まだ何にも書いてないんだけど、手に入れて最初の感想は「小さい」だった。売り場でサンプルをいじりまわしてる時はなんともなかったのに、買った自分のは小さい。仕事のノウハウとか重要事項を蓄積していくノートとしては小さすぎるかもしれん。



あと、カバーが硬い(僕が買ったのは「クラブ」という種類)。サンプルは皆がいじりまわして柔らかくなってたんだな(それでも高橋やNOLTYより断然硬い)。開きにくい。ちゃんとノドの奥まで書けるか自信がない。そして、意外にサイズがキツキツだ。使いにくかったら高橋の中身と入れ替えるとか、文庫本カバーにしようとか考えてたのだが、無理かも。

世界中の地図や、フランスの県の地図とかはいいんだけど、ワインの表とかはいらん。まあ、それも異国情緒のうちだけど。Made in FranceだけどJapan Editionなので、ローマ字だけど干支の表なんかもある。

あまり細かいスケジュールがない仕事なのに、見開き1週間の手帳を買ってしまって使いこなせるのかという疑問はあるが、ここまで挙げてきた手帳の中で最も仕事用に見えて、取り出しやすい事は確かなので、頑張って書き込んでいこうと思う。

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※AIRFLAPはデザインフィル系の製品。デザインフィルはトラベラーズノートを作ってるミドリのグループだ。AIRFLAPはワンダラーでボヘミアンな遊び人手帳に見えないトラベラーズノートと言えるかもしれない。いつか買うかも。

KNOX公式
http://www.knox-japan.jp/products/airflap.html

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Walkmanとムービーを更新したらXPERIA Zのバッテリーが持つようになった気がする。

2014-01-23 22:29:41 | デジタル関係
XPERIA Zの話。

Walkmanを8.1.A.0.4に、ムービーを5.3.A.0.18に更新したら、バッテリーの持ちがよくなったような気がする。



更新前より体感で10%ほど多く残ってる。セルスタンバイが上位に来てるのが更新前と違うところ。

そのスタンバイの詳細がこれ。見ても何もないけど。



一日だけではたまたまということもあるが、今日もよかった。比率もほとんど同じ。



少なくとも、OSアップデート前の水準には戻ったと思う。ちなみに、僕はウォークマンはほとんど使っていない。というか、音楽を入れてない。ムービーはとったヤツを見るだけ。ということは、こいつらはひそかに常駐して裏で何かしてたんだろうか。

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うちのストリームの燃費記録 2013

2014-01-22 22:53:20 | クルマ
僕は車に給油するとメモを取るようにしている。しかし、約9年間、メモは取られるだけで何の活用もされてこなかった。それじゃいかんと思い立ち、とりあえずストリームの4年分をエクセルに入力してみた。ブログのネタにもなるだろうし、と。

しかし、2010~2012年の記録には欠落が多かった。給油量が書いてない日や、走行距離が書いてない日があった。安いガソリンスタンドが見つからず、とりあえず20リットルだけ入れた、という日もある。満タンにしないと燃費の計算が出来ないので、そういうのはとても困る。

うーん、どうしようかなあ、と表を眺めていると、たまたま2013年は欠落がなかった。一番新しい一年の記録だし、とりあえず去年一年間のを出してみるか。

というわけで、下の表がその記録だ。



まず目立つのは、燃費の2回のピーク。5月のがゴールデンウィークので、8月のが帰省のだ。とくに8月15日の燃費が我ながら凄い。これは阿寒湖に1泊旅行した時のだ。道東の国道は空いていて、ほとんど信号がない。

総じて、夏は燃費が悪い。やはりエアコンを使うからだろう。6月15日の7.75km/lはどうしたんだろう。雨が降って窓を開けられなかったとか?

この表だけで十分な気もするが、折れ線グラフにしてみたのが下のやつ。



夏に向かってガソリン価格が上がって行ったんだなあ、というのが分かる。130円台で始まって、150円台で終わってるんだね。こうして俯瞰してみると、ガソリンが値上がりした一年だったと言える。中東情勢?

データに欠落があるものの、それ以外の部分を集計してみた。走行距離、給油量がそれぞれ5%くらい足りないかな。それでも大体の傾向はつかめると思う。

2010年
走行距離9670.8km
ガソリン平均価格126.5円
給油合計985.17リットル
平均燃費9.82km/l

2011年
走行距離10026.8km
ガソリン平均価格132.2円
給油合計968.69リットル
平均燃費10.35km/l

2012年
走行距離7997.1km
ガソリン平均価格139.2円
給油合計772.75リットル
平均燃費10.35km/l

こうしてみると、燃費は10.4km/lでほぼ確定って感じ。2010年はストリームを買った年で、まだ慣れてなかったかも。特に嫁が。

ガソリン価格がじわじわ上がってるのが怖いね。この調子だと2014年の平均価格は160円台になりそう。


この給油メモは、父がやってたのを見て真似したものだ。真似というか、給油するシーンなんて自分の親のしか見たことがなかったから(たいていそうだと思うが)、記録するのが当たり前、むしろドライバーの義務だとまで思い込んできた。なので、結婚して妻の実家にそんな習慣がないと知り、ものすごくびっくりした。どうですか皆さん。メモしてます?

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