曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

セリーグCSファイナルS第2戦の感想

2022-10-14 07:48:00 | スポーツ



阪神の先発が右打者の頭付近に投げがちな藤浪なので左打者を並べるかと思ったら、昨日と同じオーダー。とりあえずぶつけられなくてよかった。

追加点を取った方が主導権を握る展開で出た長岡のソロが分岐点なんだろうが、その時僕は用事で見れてなかったので他のを挙げる。

5回裏、二死一二塁で9番サイスニードに代打を送らず三振。サイスニードはすでに80球以上投げており、責任回もクリアして勝利投手の権利もある。

6回表、二死から梅野に二塁打を打たれ、代打佐藤輝明。次も左の中野だし、前の回から久保がブルペンで準備してるし、ここは代えるだろう。と思ったら続投で佐藤輝明にストレートの四球。

ここでようやく久保にスイッチしたが、中野に四球で二死満塁。完全に継投ミス。遅いわ。次は当たってる島田だし、2点くらいは覚悟か。

と思ったら代打北條。左対左を嫌ったんだろうが、横浜戦から好調の島田を外してくれたことで、個人的には気が楽になった。そして北條は初球を叩いてセンターフライ。助かった。

この流れ、謎の続投からの継投ミスが無かったことになる敵のミス、何も考えてないかに見える北條の初球打ちが、個人的には昨日の分岐点だった。

佐藤輝明をスタメンから外してくれたのも、ちなヤク的には有り難かった。佐藤輝明には昨年のデビュー時から神宮で打たれまくったイメージがある。矢野先生的には昨日の三振祭りが不調に映ったのかもしれんが、長距離打者が一人いないのは助かる。

これで王手だ。第3戦の阪神先発は、燕キラーの青柳。村上君も一本出たし、左打者でなんとか攻略したい。

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セリーグCSファイナルS第1戦の感想

2022-10-13 07:49:00 | スポーツ



去年はテレワークだったので、ほぼ全戦テレビで観れたのだが、今年は普通に出勤してるので、テレビで見たのは終盤のみ。帰宅まではラジオの中継を聴きながらスマホで一球速報で確認というスタイルである。なので、感想や考察が多少正確さを欠くかもしれない。

ポイントは、いうまでもなくオスナの先制スリーラン。阪神の先発西勇は、ヤクルトとの対戦防御率0.86。ほとんど点を取れないだろうと覚悟してたら、初回いきなりである。さらに山﨑のタイムリー、サンタナの犠飛で5-0。3回終わった時点で、早くも勝つために必要な点差がついた。

先発の小川も、リードした直後に吐き出す悪癖を出さずに粘りの投球をしてくれた。リードを維持しているので阪神は勝ちパターンより落ちる投手を出さざるを得ず、サンタナのツーランが飛び出して勝ちが確定した。

昨年もそうだったが、ヤクルトはペナント終盤不調だったのに、クライマックスシリーズで調子を上げている。ポストシーズンに入る前の調整が上手くなったというか、シーズンより集中しているというか、全員ギアが一段上がっているというか。2015年の日本シリーズでソフトバンクに惨敗した時と比べると、見違えるようだ。


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iPhone 14 ProでHipstamatic 〜 DES MOINES HIPSTAPAKの巻

2022-10-10 15:52:00 | カメラ
このヒプスタのギア紹介シリーズのタイトル、最初は「iPod touch 4thでHipstamatic 〜」だった。こういうトイデジカメアプリは、当時も人気だったiPhoneで、カメラがいいと言われているiPhoneで使うのが主流だったところに、iPod touchしか持ってないんで…という悲しい但し書きとして付けていたタイトルだった。それが、ついにiPhone 14 Proを名乗るようになった。ずいぶん遠いところまで来てしまったなあと思う。

だが、実はiPhone 14 Proとヒブスタは、まだちゃんと動かない。ファインダー像がガクガクするのだ。4800万画素やピクセルピニングとの調整がまだなのかも。撮影はできる。






で、10月配信ギア「DES MOINES HIPSTAPAK」のレビュー。

サラ・ヨハンセンという写真家の作品にインスパイヤされたギアらしい。ググると彼女のサイトがすぐ見つかり、ブログの中に、このギアの元ネタっぽいのを見つけた。クロスプロセス(ネガフィルムをポジの、またはポジフィルムをネガの処理で現像するテクニック)でFilm Soupという独自の手法を編み出した人っぽい。

SARA EFレンズは、僅かにコントラスト増加、僅かにモヤモヤ追加かな。

KOOL SOUPフィルムは、そのFilm Soupという手法で発生するのであろういろんなパターンのモヤモヤやノイズが乗る。

こういうのはたいてい、数種類のパターンからランダムに選ばれることが多い。同じパターンのが適用されるとなんだかなあとなるので、僕はほぼ使わないのだが、今回のはパターンが多い。あるいは、モヤモヤがパーツに分かれてて、都度ランダムに組み合わせてるかも。同じ形のノイズなんだけど、さっきのと違う位置に来た、なんてことがある。

レギュラーにはなれなさそうだが、今までのこういうパターン系のやつの中では一番使えそうなパックではある。

作例はすべてこのパックの組み合わせ。









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江戸川乱歩「パノラマ島綺譚」の感想

2022-10-07 12:39:00 | 



Kindle Paperwhiteで青空文庫版の江戸川乱歩「パノラマ島綺談」を読んだので、その感想。

タイトルは、奇譚だったり奇談だったり、統一されてないらしい。青空文庫版は綺譚だった。

有名な作品なのでタイトルは知っていたが、読むのは初めて。ちょっと頭のおかしい人が、無人島か何かを改造して、エログロ怪奇趣味な、秘宝館みたいなのを作る、みたいな話でしょ。

と思っていたら、ちょっと違った。変な建築物に興味がある男が、自分そっくりな金持ちと入れ替わる話だった。金持ちになってから、予想通り島をヘンテコに改造するのだが、僕が面白いと思ったのは入れ替わりの部分だ。

人見廣介は、自分そっくりの菰田が急死したと知り、菰田が蘇生したことにして入れ替わる(自分は自殺したと見せかける)。その処理が、この作品で1番ハラハラして面白いところ。夜中に墓地に忍びこみ、腐った死体を隣の墓に移動し(上手いやり方)、自分が蘇生した菰田という体で村人に見つかる。

1週間ほど死んでたので精神状態が不調だとか、記憶がまだということで無言を通し、まず菰田家の中の様子を把握するのが賢い。実際に自分そっくりの金持ちと入れ替わる機会があったら(ない)真似したくなるような、リアルなやり方が色々紹介されていて参考になる。

廣介が唯一警戒していたのが妻の千代子。若くて美人なんだから、口説き直せばいいじゃんと思うし、そういう展開にもなりかけるのだが、結局殺してしまう。ああ勿体無い。

最後、唐突に北見小五郎という男が現れ、妻殺しを見破られる。明智小五郎の変名?と思ったら違った。普通に北見小五郎だった。紛らわしい。

妻殺しを見破られた廣介は、打ち上げ花火に入って?空中で爆死。なかなか派手な終わり方だった。

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祝・村上くん56号&史上最年少三冠王

2022-10-04 12:40:00 | スポーツ



昨夜、村上くんがついに56号本塁打を放ち、王貞治が持っていた日本選手のシーズン最多本塁打記録を更新した。

55号が出てから、敬遠攻め、死球攻めで調子を狂わせ(エスコバーから食らったのは特に痛そうだった)、最近では全く打てる気配がなかったので、ほぼ諦めていたのだが、最後の最後でやってくれた。

去年の終盤も、巨人・岡本とのタイトル争いでおかしくなり、たった1点の差を逆転できずに打点王を逃した。本塁打ならともかく、打点だからね。「内野ゴロの間に一点」でも付く1打点すら稼げなかった。あの悪夢再びと思ったけど、今年はギリギリのところで突破したね。壁を。

52号を打ってホームインした時、空を見上げて手を合わせていた。一瞬サンタナの真似かと思ったけど、急にそんなことしないだろうし。あれはやはり、天国の野村監督に報告したのだろう。並びましたよって。そして昨日の本塁打確信破顔には、ノムさんとの約束「王の記録を抜け」を果たしたというのもあったんだろう。いい笑顔だった。

三冠王も獲り、61本もクリアして、となったら、来年即メジャーかも、なんて不安になってたので、56本で良かったかな。と思えるのは、60本の記録保持者がヤクルトOBだからかも。バレンティンのホームランは、生で何本か見たからね僕は。来シーズンは久々に神宮に行って村上君のホームランを見たいね。

というわけで、一本出たけど村上くん、調子は良くないと思うので、12日までに上げて欲しい。

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