トランプ米大統領は四日、夏休みを過ごすため東部ニュージャージー州ベッドミンスターにある自身のゴルフ施設「トランプ・ナショナル・ゴルフクラブ」に移った。夏休みは二十日まで十七日間で、オバマ前大統領が二〇〇九年に大統領として初めて取った夏休みの二倍の長さ。「休みすぎだ」との批判も出ている。トランプ氏は昨年の大統領選中、「大統領になればホワイトハウスをめったに離れない。仕事があるからだ」と発言。当選後もテレビのインタビューで「長い休みは取らない」と述べていた。だが、大統領就任後は休日のたびに同ゴルフクラブや南部フロリダ州の高級別荘「マールアラーゴ」に滞在。米メディアによると、政権発足後の約半年間で五十日間以上をホワイトハウスではなく自身の施設で過ごした。トランプ氏はオバマ氏が大統領在任時に休暇を取り、ゴルフばかりしていると繰り返し攻撃したが、就任後にゴルフをした回数は同時期のオバマ氏の二倍に上るという。