功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

ぼっこく@兵庫県加西市を公開しました。(2022/08/09)

2022-08-09 22:12:54 | On the Road
▼海外出張中に動画の収録はできません。
 しかし、ぼっこくこと、「ぼくらの国会リアル版」のアップはできます。
 先ほど、ぼっこく@兵庫県加西市を公開しました。

続けるということ

続けるということ

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

▼参議院議員の1期6年が終わる前に、「主権者から預かった6年に何をしてきたか」、「祖国と国民へ、これから何をするか」についてじっくり話すために、北海道から九州までを回ってきました。
 それが、ぼくらの国会リアル版です。
「ぼくらの国会」とは、動画ですね。「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」です。
 その「リアル版」ですから、実際にみなさんと対面してお話しすることが最大の眼目でした。
 しかし会場にお見えになれないみなさんも、沢山いらっしゃいます。
 そこで、長尺になっても、会場の様子を動画としてアップしてきました。

 そのアップが最後まで終わらないうちに、参院選となりました。
 選挙のために回ったのではありません。選挙はあくまで、6月22日に公示になってから7月9日までの18日間、その酷暑の遊説でした。
 支持団体に強力に頼むなどして、実質的に事前運動をするのが常識ですから、選挙に不利になることは避けられませんでしたが、もともと団体の支持そのものを一切、お断りしているのですから、何も迷いはありません。
 ぼくらの国会リアル版は、6年を議員として生きた責任として、主権者・国民のみなさんに伝えるべきを伝えるために回ったのでした。
 選挙が終わってから、アップを再開しているのは、だからごく自然なことですね。

 アップの再開・継続は、みなさんとの約束を守るためでもあります。

▼今夜の動画は「何を根っこに戦うか」を、お話ししています。
 永田町は今、人事の真っ最中です。
 9月にやるはずが、お盆前になったので大騒ぎですが、岸田総理は去年の秋に、早い衆院解散・総選挙に打って出て成功した体験をお持ちです。
「予想より前に、先にやる」、それがいま、岸田総理のノウハウになっているのですから、早期の内閣改造はむしろ当然の手法でしょう。

 わたしは常に、やるべきことを凡(すべ)てにおいてやるだけです。
 深く淡く生きる。
 その生き方のなかに、自主的な海外出張、アメリカ軍の中枢との直接対話、それから夜更けから未明の原稿執筆もあります。いま日本は夜9時半に近づき、ぼくの居るところはまだ未明、夜が明けていません。
 おのれの仕事と同時進行にて、日本の時間に合わせてキーパーソンと電話でお話をし、安倍さんを喪った日本政治にプラスになるように心がけています。

▼最新のアップは、ここにあります。
 上述の通り、「何を根っこに戦うか」をもしも一緒に考えていただければ、望外の幸福です。


内閣改造の人事はその人のためではなく、派閥のためでもなく、政権維持のためでもなく、徹底して国家と国民のために行われるべきものです

内閣改造の人事はその人のためではなく、派閥のためでもなく、政権維持のためでもなく、徹底して国家と国民のために行われるべきものです

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「夜想交叉路」 ( 仮題 )  の全面改稿を完成させるべく(2022/08/09)

2022-08-09 22:05:50 | On the Road
( 創立からまもない時代の、独立総合研究所の社長室です。独研は、みたび本社を移転しています。東京ベイエリアの竹芝にあった最初の本社を、汐留へ。汐留から新橋へ。新橋から、現在地へ。
 いずれも、前進のための良き移転でした。
 写真は、竹芝の初代本社の社長室にあった書架です。社長室をお訪ねになった方のために、初代社長でありましたわたしの関連の書籍を置いていました。
 まず、2作目の小説であると同時に、印刷された初めての小説となった「平成」、これは文藝春秋社刊でした。
 その書評や広告の載った、文春本誌や、週刊文春が置いてあります。
 ここから何年かを経て、週刊文春が信じがたい嘘の記事を載せ、わたしが選挙妨害罪の容疑で東京地検に刑事告訴する日が来るとはまさか思いませんでした。今から6年前、最初の参院選のときです。
 直接的には、週刊文春が、嫉妬や奸計による真っ赤な嘘の話を聞きかじり、確認取材を怠って、そのまま載せたのが原因でした。そのうえで、背景には文藝春秋社の左傾化があったと考えています。
 わたしはこの写真の当時と何も変わっていません。客観的、公平に申して、変わったのは文春だと考えます。
 写真の書架には他に、テリー伊藤さんとの対談本、「平成」を最初に掲載した文芸誌の「文學界」、「平成」の発刊のお知らせを載せた文藝春秋のパンフレット、独研の社長となるまで属していた三菱総研の研究員時代に、発刊へ参画した、予測本、さらには、エッセイを連載していた茶道の機関誌が並んでいます。
 このエントリーのテーマ、小説「夜想交叉路」は、写真の「文學界」の「文學界新人賞」の関連です。
 どうぞ、よろしければ、エントリーの本文をお読みください )

【書き直し、写真を加えました】  中国軍の無法に対する米軍中枢との協議のほか、もうひとつ、進行させている仕事があります

【書き直し、写真を加えました】  中国軍の無法に対する米軍中枢との協議のほか、もうひとつ、進行させている仕事があります

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

▼小説「夜想交叉路」 ( 仮題 ) の全面改稿を完成させるべく、夜更けはその原稿を書いています。
 出版社からは11月の刊行を打診されています。

▼この作品は、一部のかたがたはご存じの通り、「夜想交叉路」というタイトルでいったん完成し、日本でもっとも古い歴史のある文学賞のひとつ、「文學界新人賞」 ( 文藝春秋社 ) の最終候補4篇の中に入りました。
 しかし選者のおひとりから強い抵抗に遭い、文學界新人賞のこの回は結局、4篇とも受賞に至らず、受賞作の出ない回となりました。



 ぼくが共同通信社の記者を辞めてすぐ、今から20数年前のことです。
 三菱総研の研究員に転職したばかりでした。
 国会議員になることについて、すでに何度か要請はありました。しかし、それをお受けすることは当時、カケラも考えていませんでした。

▼最近になって、この小説を改稿して世に問うよう信頼する編集者から奨められ、まさかね、そんなことは考えていませんよと内心で思いながら、パソコンに残る原稿をざっと読んでみました。
 すると、この印刷されたことのない作品に潜む、見えない力を感じたのです。

▼いったん突き詰めて完成した作品を全面改稿するという、おのれを切り刻むような作業が無事に進んで完遂できれば、書籍として刊行される小説作品として、「平成紀」 ( 幻冬舎 ) 、「わたしは灰猫」 ( 扶桑社 ) に続く3冊目となります。
( 「平成紀」は、上の写真の単行本「平成」をこれも改稿して、幻冬舎の文庫本として再生しました。したがって、正確には4冊目と言うこともできます )

▼「わたしは灰猫」は、完成までに18年と4か月を要した作品でした。
 おとどしの11月に発刊されてから、思いがけなく重版を重ねてきました。
 しかし「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の動画で、この頃は紹介していなくて、その影響か、急激に読むひとが減っているようです。
 正直、寂しいです。
 もしも、みなさん可能なら、たとえばここを覗いてみてください。

▼その「わたしの灰猫」は主人公がひとりではなく、ふたり居ます。いずれも女性です。
「夜想交叉路」 ( 仮題 ) は、気がつけば、それと対になっている気もします。今度は、女性と男性です。

 タイトルを仮題だとこのエントリーで記しているのは、原型のままのタイトル ( 夜想交叉路 ) と、もうひとつ、新しいタイトル候補が頭に浮かんでいるからです。
 どちらにするか、それは原稿がすべて完成してから決めます。

▼原稿を書いている環境が、ふだんと大きく違います。
 日本だって太平洋に面している国です。
 しかしここは、恐ろしいほど広く、強く、激情を秘めた太平洋です。
 その荒寥を前にして小説原稿を書くのは、なんと言うか、新しい決意を生みます。







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自主、自力、自費にて、米軍の中枢と議論(2022/08/09)

2022-08-09 07:57:14 | On the Road
ひとつ前のエントリーの関連です。
 民主主義国の政府は、国民とみな、考えが同じではないのが健全です。
 独裁主義国のように、国民全員が賛意を強制される訳ではないからです。
 しかし同時に、政府が「主たる民意」を汲みとっているかいないかを客観的に常に判断できていることが不可欠です。

▼岸田内閣の発足から最近まで、支持率が高めに来ていました。
 そのわけをアメリカ政府内の知友に電話で聴かれて、" Because he's not so controversial "、岸田総理はさほど論争を呼ばないからだよ ( 直訳だと、彼はそう論争的ではない ) 、と答えて、不思議なくらい納得されました。

 この頃は、支持率が下がっていますが、もともと高いときから、国民に支持されていた訳では無いと知ることが、肝心です。
 人間はいつも、「仕方ない」という言葉と共に生きているのです。
 論争を避ける指導者と、仕方なく共に、社会生活を送っていたのであり、ふつうに言う「支持します」ということとは決定的に違う、それを正しく、かつ深く理解していないと政府当局者も国会議員も、世を見誤ります。

内閣支持率というものの見方がまったく違うと考えています

内閣支持率というものの見方がまったく違うと考えています

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

▼中国と、それに付き従う韓国、さらに付き従うしかなくなってしまったロシア、もともと中国に使われ生かされてきた北朝鮮、日本の隣人はいずれも、人間の尊厳を無視して工作活動に依存している国家群です。
 それに負けないようにするには、政府、国会、国民の連帯が欠かせないのですが、その連帯とは「みな同じく賛成し行動を共にすること」では、民主主義国家の日本においては全く無いのです。

 違う意見をこそ共存させ、かつ一致点を探して、その一致点において連帯する。

 議院内閣制において、与党の役割は、これをずっと絶え間なく、政府に求め、実現の努力を続けることです。
 だから、自由民主党を中から変えることが王道であり、正解だと申しています。

▼今回、中国が弾道ミサイルを日本の海へ撃ち込み、台湾の封鎖をテストしたことについて米軍の中枢と議論するのも、その一環です。
 誰に指示されるのでもなく、誰に費用を出してもらうのでもなく、自主、自力、自費にて、かつ自由民主党の国会議員として行動しているのも、岸田文雄総理ご自身をはじめ、政府のどなたに対してもなんでも言える自由を確保するためです。

▼ほんとうは「内閣支持率の見方」といった皮相の問題ではなく、民を主 ( おも ) とするまつりごと ( 政 ) とは何かという、哲学の問題です。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする