功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

IDCの「ハワイ真珠湾集会」です。(2022/08/13)

2022-08-13 09:59:47 | On the Road
▼もう慌ただしく、日本へ戻る途上にあります。
 さて、ひとつ前のエントリーにある、アメリカ合州国インド太平洋軍司令部および太平洋艦隊司令部でのシビアな議論とは別に今回、タイトルのように主権者・国民のみなさんにも、真珠湾の現場を視ていただきました。

 これは発足から11年の歴史を持つ、IDC ( インディペンデント・クラブ/ここです ) の「ハワイ真珠湾集会」です。
 IDCは、ぼくが民間の専門家の時代にスタートし、「青山繁晴と共に、その解説と質疑応答つきで、現場を体験する」ことを目的として、独立総合研究所が主宰している集まりです。
 ぼくは6年前の最初の参院選の途中で、独立総合研究所を完全に退社し、創業者株も無償で返上しましたが、▽独立講演会の講演、▽東京コンフィデンシャル・レポート(TCR)の会員制レポートの企画・情報収集・執筆・仕上げは、独立総合研究所から委託されて遂行しています。

 そしてIDCも同じです。
 IDCの活動は、武漢熱によって非常に大きな制約を受けてきましたが、今回、感染症対策を万全にし、出入国をめぐる日米両国のルールを厳格に守り、真珠湾集会が再開されました。

主権者にも現地を視ていただきました  ( 米軍の司令部には入れませんが、司令部のすぐ前の真珠湾で日米戦争史跡と安全保障関連の施設はじっくり巡っていただけます )

主権者にも現地を視ていただきました  ( 米軍の司令部には入れませんが、司令部のすぐ前の真珠湾で日米戦争史跡と安全保障関連の施設はじっくり巡っていただけます )

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

▼このIDCの真珠湾体験は、IDCの会員だけではなく、広く主権者・国民のみなさんにも伝わるべきだと考えましたから、新書の「きみの大逆転」(ここです)でありのままに公開しています。

 今回も、このブログにて、ごく一部ではありますが、公開しようと思います。

▼まずは、真珠湾にあるアメリカ政府公園局の記念施設の正門です。
 左端に、アメリカ政府の担当官がいらっしゃいます。
 背後の大空は、アメリカ合州国ハワイ州にあっても、白い綺麗な雲があっても、こころ晴朗なる日本晴れです。

 この正門には、ワイキキからバスをチャーターして、やって来ました。
 バスの車中で、ぼくの最初の解説を丁寧に致しました。
 さぁ、ブログでは写真1枚につきひとつ解説という形で、このあと少しづつ進めていきます。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍元総理への弔意がどこでも最初に、アメリカ軍側から表明されました (2022/08/12)

2022-08-13 04:45:24 | On the Road
( アメリカ合州国海軍の太平洋艦隊司令部で副司令官の任にある、ブレイク・コンヴァース海軍少将です。
 わたしの知友の海軍大将、アキリーノ・インド太平洋軍司令官はこの日は作戦任務中だったのですが、コンヴァース海軍少将はそのアキリーノ海軍大将と兄弟のように似ておられます。精悍にして誠実な智将です )

【推敲しました】 安倍元総理への弔意がどこでも最初に、アメリカ軍側から表明されました  アメリカ軍のインド太平洋軍司令部、太平洋艦隊司令部いずれの幹部とも議論を完遂し、いくらかホッとしていたのですが、今、現地時間午前2時25分、早くもそんな気分は消え失せました  日本は自己変革を遂げないと中露および朝鮮半島の脅威に対峙できません

【推敲しました】 安倍元総理への弔意がどこでも最初に、アメリカ軍側から表明されました  アメリカ軍のインド太平洋軍司令部、太平洋艦隊司令部いずれの幹部とも議論を完遂し、いくらかホッとしていたのですが、今、現地時間午前2時25分、早くもそんな気分は消え失せました  日本は自己変革を遂げないと中露および朝鮮半島の脅威に対峙できません

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road


▼上記のとおり、米軍がどのような発言をなさったのか、一切、カケラも、公開ブログの場で記すことはありません。
 ただ、安倍元総理が暗殺されたことについて、いずれの議論においても冒頭、深い真摯な弔意が表明されました。
 そもそも、上記の統合司令部は「太平洋軍司令部」 ( PACOM/ペイコム ) でした。それが現在の「インド太平洋軍司令部」( INDO-PACOM/インド・ペイコム ) となったのは、安倍さんの提唱した「自由で開かれたインド太平洋」がきっかけです。
 それもあって、安倍元総理に対する見方は、日本国内よりもむしろ、アメリカと世界における評価の方がずっと高いです。

▼わたしの方からどのような問題提起をしたかについて、その項目の一端だけは日本の主権者にお伝えしておきます。

( 1 ) アメリカのペロシ下院議長が台湾を訪問したことを契機に、中国軍が、核を搭載できる弾道ミサイルを狙いすまして日本の海 ( EEZ ) に撃ち込むという史上初めての事態が起きた。
 これに対応するために、日米は新たな、より実践的な安全保障体制を構築せねばならない。

( 2 ) アメリカはアジアの永い歴史をより知るべきだ。
 朝鮮半島は、中国に服従を強いられる長い歴史を持っており、前政権のみならず、ユン大統領の新政権であっても、中国重視に回帰していくことはもはや避けられない。
 韓国軍が海上自衛隊機にレーダーを照射した問題の根っこもそこにある。
 
 わたしの問題提起の項目を一部、開示することも、ここまでにしておきます。

▼前述のように不肖わたしは、民間時代から、アメリカ軍の実働部隊の中枢である、ここ真珠湾の司令部の内部に入って議論することを容認され、長年、包み隠さない突っ込んだ討論を重ねてきました。
 その目的はあくまでも、アジアと世界において独裁主義と対峙し、民主主義と平和を護るための、実務的な戦略、作戦上の日米連携を進化させることです。

▼このブログだけではなく、いずれ、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の次回の収録でもお話しします。
 しかしブログも動画も、わたしの発信のうちの「無条件公開」の部分ですから、その範囲内で、ギリギリを模索しつつ言葉を選んで、お伝えすることになります。

▼日本に戻るために不可欠の手続きとして定められている、PCR検査も、日程の合間を縫って終わりました。
 これまでに受けたPCR検査と同じく、陰性でした。
 3年ほどのあいだ、この真珠湾を訪れることもできませんでした。
 やはり直接に会って、眼を覗き込んで話すと、まったく意義が違います。

 日本に戻ると、別の現実が待っています。誤解、曲解と直面することから、海外出張費の自弁による膨大な支払いまで。
 利益はゼロ、それはもとより百パーセントの覚悟のうえですが、実りもあるかどうか分かりません。
 これからも果てのない戦いが続くでしょう。
 問題、ありませぬ。






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする