功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

日本の巨大な官僚機構の奥に見つけた、不当な動き(2022/08/17)

2022-08-17 09:33:38 | On the Road

★速報 自前資源を無かったことにする政府内の動きに、即応しています  そしてみなさん、旧統一教会問題のもうひとつの側面を一緒に考えませんか

★速報 自前資源を無かったことにする政府内の動きに、即応しています  そしてみなさん、旧統一教会問題のもうひとつの側面を一緒に考えませんか

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

★先にアップしたこのエントリーで、日本の自前資源を無かったことにする、日本政府内の不埒な動きについて触れたところ、もの凄く沢山の応援コメントを頂きました。
 動画で自前資源の問題に触れても、アクセスが少ないままなのになぁと、正直、ちょっと驚きました。
 コメントをくださったみなさんに敬意と感謝を、こころから申しあげます。

★わたしは政府内の動きに気づいた昨日から、即、直接行動に出ています。
 上掲の写真の説明に書いたように、議員になると、むしろ動きは非常に制限を受けます。
 しかし、節度と良識を慎重に守って行動すれば、民間の専門家時代よりも国益に資する効果がすぐに出てくるのも一方の事実です。
 昨日も一定の効果は出ています。

▼みなさんの応援コメントの大半が、自前資源を無きものにしようとするのは「きっと政治家の妙な動きだろう」という趣旨を記されています。

 いえ、違います。
 日本の巨大な官僚機構の奥に見つけた、不当な動きです。

 旧統一教会の問題でも、良く分かるでしょう。政治家が選挙、選挙、選挙のためなら何でもありで、いわば弱い存在に過ぎないことが。
 ですから官僚機構は、政治家の知らないところ、あるいは選挙に関係なさそうなところでは、実に信じがたい勝手な動きをするのです。

 先の参院選を考えてください。
 自前資源の実用化を現場から、具体的に、遊説の争点にした候補者は、わたし以外に居たでしょうか。
 ふつう居ないです。なぜなら、主権者・国民のみなさんの関心が薄く、そんなことを訴えても当選しないから。
 したがって、自前資源の実用化を主な政策のひとつとして訴えて当選してくる議員がいるのは、官僚機構にとっては驚きであり、また、厄介な当選者なのです。

 票が減っても上位で確実に当選してくる候補者が、自前資源をめぐって、キャリア、ノンキャリアを問わず行政官 ( 官僚 ) よりも現場経験、専門知識があり、国際社会、国際学会からの認知度は高く、また不動の国家観と外交、安全保障、危機管理の専門能力に立脚して「自前資源の実用化」を強靱に主張してくるというのは、官僚機構にとっては、ほんとうに困った相手です。


▼逆に言えば、旧統一教会の選挙支援を当てにしたり、旧統一教会だろうがどこだろうが違法でなければ政治献金を受け取り、1枚2万円もする高額なパーティ券を買ってもらい、とにかく選挙に勝つことばかりという政治家なんぞ、官僚機構からすれば本音ではさして怖くないのです。
 それを政治記者の時代から目撃し、知悉 ( ちしつ ) してきたから、不肖わたしはどれほど苦しくても、政治献金ゼロ、パーティゼロ、支持団体ゼロ、後援会無し、後援会長無し、地元無し、そして派閥無しで、官僚機構と真っ向勝負できるように議員活動を続けています。
 ただし、それが選挙では大半の主権者の関心を呼びませんでした。その責任はすべて、わたしだけにあります。

▼ちなみに、西村康稔経産大臣、萩生田光一・前経産大臣は、ほかで何を言われていようとも、日本の自前資源については、メタンハイドレート、メタンプルーム、それらを元にした自前の水素、そしてレアアース、コバルトリッチクラス、マンガン団塊などなどの日本の海の新資源を「必ず実用化すべき」という確実な論者です。

 最大の問題は、選挙の無い官僚機構にあるのです。
 だからこそ、その官僚機構の中にも、味方をつくっていくことに水面下で、むちゃくちゃなぐらい力を尽くして努めています。
 護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) という国会議員の集団をつくるのだけが、努力ではありませぬ。

 行政官、日本の官僚のなかに、良心派がすこしづつ育ってきています。
 自前資源をめぐっても、びっくりするぐらい保身を捨てて、努力してくれている行政官が生まれています。
 わたしの動きは、昨日の即応も含めて、そうした良心派との連携があくまでも中心です。
 どうしようもない敵とは、妥協しません。同時に、味方、すなわち主権者と国益の味方を増やすことがあくまでも肝心です。




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今回は「IDCハワイ真珠湾集会」です。(2022/08/17)

2022-08-17 05:21:58 | On the Road
▼先に約束した写真を、すこしづつアップしていきます。

▼アメリカ合州国ハワイ州の真珠湾を訪ねて、アメリカ軍のインド太平洋軍司令部、太平洋艦隊司令部の将軍たちと議論をしました。
 それとは別途、これら司令部と1本の道を挟んだ反対側にある、日本海軍による真珠湾攻撃の記念施設を、IDC ( インディペンデント・クラブ ) の会員のみなさんと歩きました。 ( アメリカ軍との議論とは別の日です )

真珠湾を新たな視点で見直す  その1

真珠湾を新たな視点で見直す  その1

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

▼IDCは、ぼくが民間の専門家当時に「青山繁晴と一緒に現場へ行く」ことを目的に設立され、もう11年の歴史があります。 ( どんな現場に行ったかは、ここに具体的に記録され、公開されています )
 今回は「IDCハワイ真珠湾集会」です。
 感染症対策を徹底させて、数年ぶりに開催しました。

このエントリーにあるように、記念施設の正門前で、アメリカ政府の担当官と合流し、共に回りました。
 上掲の写真では、IDC会員の向こうに、薄茶色の制帽が写っているのが見えますか ?
 明るい人柄の温厚な人物です。ぼくは前日にすでにかなりの時間を一緒に歩き、一定の信頼関係をつくっておきました。

 ちなみに、ぼくのかけているのは、メガネではなくサングラスです。日本ではほとんどサングラスをかけませんが、ここの陽射しは、蛇足ながら格別に強烈です。

▼写真は、広い構内にある、いわば戦争記念館の入り口です。
 ビジターセンターという、アメリカらしい素っ気ない名前が付いているのですが、中身は真珠湾攻撃が起きた原因と、背景、その攻撃の詳細な史実に関する展示館です。

 ぼくがIDC会員にまず説明しているのは、ぼくの左横に立つ、青い色の説明プレートです。
 かつて、このビジターセンターは大規模改装がありました。
 その当時に、ワシントンDCの国防総省 ( ペンタゴン ) を訪ねて高官たちと安全保障を広く議論をしていると、議論の合間に食事を共にした食堂で「あの真珠湾の施設の展示を変えさせようと、中国が大金で工作をしているんだよ」というショッキングな証言を聴きました。

 その改装には長い時間が掛かり、ようやく終わって、一体どんな中身になってしまったのかと心配しながらこの展示館に近づくと、このプレートが新しく立てられているのが最初に、眼に入ったのです。


▼さぁ、どんなことがこのプレートに書いてあったでしょうか。
 すみません、今日は日程がたてこんでいて、もうそちらに掛からないといけません。
 次のエントリーで記しますね。

 あ、早とちりだけはしないでください。
 気を持たせるつもりは無いので、結論だけ、先に記しておきます。
 中国の工作は今のところ、まったく失敗しています。

 アメリカ政府による展示の中身は、「日本の攻撃には理由があり、さらに民間人を決して狙わないフェアなものであり、しかも極めて先進的だった」という、ぼくも初めて見たときは目を疑った内容が、改装によって強化されていたのです。
 その典型のひとつが、この青い説明プレートです。

▼しかし、この先は分かりません。
 だから、感染症対策を取りつつ、日本国民にはなるべく現場に行って頂きたいのです。
 ハワイは格安チケットも豊富なところです。
 と言ってもお金も時間も大変です。
 ただ、この驚くべきフェアな展示が、中国共産党と中国軍の「世論戦、心理戦」を見事に今のところは封じ込めている値打ちを考えると、できれば、みんなで努力したいと考えます。

 お気づきの通り、この「IDCハワイ真珠湾集会」も、その努力の一環です。

▼この展示は、どなたでも知ることができるように新書の「きみの大逆転」 ( ここです ) でもフルに公開しています。
 真珠湾、パールハーバーとは実はまさしく、ぼくら日本人の思い込まされ、刷り込まれてきたことを「大逆転」する現場なのです。
 新書では、中国人のガイドに扇動されたゴツい警備員らと真っ向から対峙する場面や、真珠湾攻撃を受けた米兵の生き残りと英語で直接、対話した記録なども、そのまま収録しています。
 この時に一緒に居たIDC会員のみなさんが、これら場面の生き証人ですね。



▼午前4時半を回りましたから、今日はもう限界です。
 プレートの中身の説明から、次回以降のエントリーに譲ります。

 きょうは「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の新しい収録もあります。
 そこでは、米軍との議論についても、機密事項には決して触れないようにしつつ、話せるところをお話しします。

 米軍と議論したなかの機密事項はどこでも永遠に話せません。
 しかし、それを受けて、ぼくが今後、水面下ではどう行動しようとしているかについては、厳しい限定条件下で水面下の情報をお伝えするふたつの機会、会員制レポートの東京コンフィデンシャル・レポート ( TCR / ここです ) と、独立講演会で、ギリギリのところまでをお話しします。


 独立講演会は9月17日土曜に東京で開催する第130回の募集〆切が近づきつつあります。
 今回の独立講演会は、中国や北朝鮮の脅威と向かい合う日米の軍事同盟が水面下では何をすべきか、だけではなく、参院選の総括、岸田改造内閣の行方などをめぐるオフレコ部分についても話さねばなりません。
 ご関心の方は、ここをご覧になってみてください。

 このブログ、それに動画の「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」は、まったく無条件に全面公開しています。
 そのため、日本に現実に展開している外国の工作員、その外国の工作員に協力する人々も、自由にアクセスしています。
 したがって、水面下部分は、上記のように厳しい限定条件を付けた発信機会 ( TCRと独立講演会 ) で、志のある主権者に限って、伝えます。





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