功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

戦艦ミズーリに突入する日本海軍の零式戦闘機です。(2022/08/10)

2022-08-11 23:04:43 | On the Road
▼これは有名な写真です。
 沖縄戦で、戦艦ミズーリに突入する日本海軍の零式戦闘機です。

 この機を操縦していた日本の若者を弔うために、ひとつ前のエントリーの写真にある旭日旗を、攻撃されたアメリカの水兵たちがわざわざ手縫いで作り、若者の半身をくるんで、海軍葬を挙行したのです。

みなさん、旭日旗に赤が入っただけで、周りの77年前の兵士が急に動き始めたように感じませんか

みなさん、旭日旗に赤が入っただけで、周りの77年前の兵士が急に動き始めたように感じませんか

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

▼ひとつ前のエントリーの写真と記事をもう一度、見てくださいませんか。
 ぼくは今、昏 ( くら ) い太平洋を前にして原稿を書きつつ、写真のひとびとが動くのを生々しく感じています。




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ミズーリの艦内に展示されています。(2022/08/10)

2022-08-11 23:00:40 | On the Road
▼日本の唯一の主人公である、国民のみなさん、わたしはきょう8月10日、あらためて感嘆しました。

▼この写真は、真珠湾に係留されている戦艦ミズーリの艦内に展示されています。
 ミズーリは、敗戦国となった日本が降伏文書に調印した船です。

 同時にミズーリは、沖縄戦で、わたしたちの沖縄に惨たる無差別攻撃の艦砲射撃を行った軍艦でもあります。
 そこへ零式戦闘機が、沖縄県民を護るために突入し、若い操縦士の半身が千切れて艦上に転がりました。
 水兵たちが足蹴にするのを、合州国海軍のキャラハン艦長がとどめ、「われらと同じく祖国のために任務を遂行した若者だ」として、艦内の反発を抑えきり、正式なアメリカ海軍葬で弔いました。

この旭日旗の赤を、強調したのは、誰でしょうか  中韓の激しい工作に負けない、同盟国アメリカの努力を現場で確認しました

この旭日旗の赤を、強調したのは、誰でしょうか  中韓の激しい工作に負けない、同盟国アメリカの努力を現場で確認しました

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

▼そのとき、艦内でアメリカ兵が赤と白の生地を集め、手縫いで旭日旗をつくり、日本の若者の半身をくるんで海軍のふるさとである海へと戻したのです。
 写真は、その実際の場面です。

 以前からミズーリの甲板に掲示され、わたしは民間の専門家時代に、その意味を理解していない日本人ガイドに意見したり、あるいは中国人ガイドに扇動された警備員らと毅然と対峙したことがあります。
 もしも関心のあるかたは、新書の「きみの大逆転」をご覧ください。

▼ところが今日、アメリカ軍の側に連絡のうえ、再訪 ( と言っても、もはや数え切れないぐらい訪ねています ) してみると、その写真の旭日旗の部分に、赤い色が入れられている写真もあるのです。 ( 甲板上ではなく艦内に別途、展示されています )
 驚いていると、「当時の白黒の写真だけでは、旭日旗の意味がはっきり分からないから、あえて手を加えました」という、いわば公的な説明がありました。

 わたしたち日本の側にも、たとえば知覧特攻平和会館 ( 鹿児島県南九州市 ) のかたがたのミズーリへの協力と努力があって、このアメリカ側の努力もあると思います。
 ひとりの日本の国会議員として感謝と敬意を捧げつつ、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) の取り組みも必要だと深く考えました。




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日本の真珠湾攻撃について、フェアな展示を続けている施設(2022/08/10)

2022-08-11 08:03:34 | On the Road
( 真珠湾攻撃の最初の攻撃跡です。わたしは何度も訪れています。きょう8月10日、親友である合州国海兵隊の退役佐官と再訪しました )
合州国海兵隊の退役佐官に再会し「中国マネーに動かされることはない」という明言を聞きました

合州国海兵隊の退役佐官に再会し「中国マネーに動かされることはない」という明言を聞きました

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

ひとつ前のエントリーの関連です。
 アメリカ軍の対中作戦と、日米同盟の中枢機能を果たしているのが、真珠湾を望む山にあるインド太平洋司令部と太平洋艦隊司令部です。
 その向かい側のパールハーバー ( 正確には真珠港 ) には、日本の真珠湾攻撃について、まさしくフェアな展示を続けている施設が、アメリカ政府の施設、および民間の施設として幾つもあります。

 それらの維持、発展に努力なさっているこの海兵隊退役中佐は、わたしの問いに答えて「中国をきちんと警戒している」とも話されました。
 このかたは、わたしの要望に応えて、何度も真珠湾にある展示内容を変更してくださったキーパーソンです。

▼ただし、わたしが安堵し、楽観している訳ではありません。
 中国共産党は、寄付攻勢が成功しないとみると、施設を丸ごと買収するような策に打って出る可能性があります。
 亡き安倍元総理もご覧になり、驚かれた公平な展示を維持するために、中国軍の「世論戦」の一環である攻勢や工作を座視しているのではなく、日本も積極的に行動する時機に来ていると考えています。






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