公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

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切り取りダイジェスト2021/11/23 詐欺師はドーパミンを利用する

2021-11-23 07:45:00 | 意見スクラップ集
一度経験すると忘れられないのは、自分でゼロ(頭脳活動)から生み出したものが実現する瞬間、仮説の実証である。
興奮期待が行動に向けた興奮予兆を与える。じらし、つまり期待があってもすぐに満たされないほど人間は『お金、食べ物、セックス、承認、新しい経験』に執着する。
報酬系だけで言えばスマホ脳は新しいものではない。パチンコ脳という先例がある。
Day tripper のa big teaserがこれに相当する
a prick teaser
それらの一時的報酬興奮以上に、なにも起こっていない状態ドーパミンはまだ出ない状態、条件付けの記憶に基づいて興奮に期待できることに前頭葉が気づく興奮の前兆は何ものにも代え難い中毒性がある。これはホモ・サピエンスの特徴である。詐欺師は既存の執着する心を利用して仲間を破産させるが、科学者やベンチャーでは後者の中毒性を利用して仲間を集める。科学技術やイノベーションの世界で期待できることに気づく興奮は何ものにも代え難い。paypalのようなベンチャービジネスはその最たるものの一つであろう。

コロンブス時代に西廻り航路でインドに行ける期待に気づいた人はどんなに興奮したことだろう。そういう成果報酬が実現していない方が人間を虜にする。参照元 実現した幸福や光悦はドーパミンの副作用で嫌悪に変わる。
 
 

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