正義とそれを信じる人の正統派自称の再生産は社会(社会システムという前提化された擬制:憲法信仰含め)が行なっているものであって、正義くらい真理と疑いえない明白さを飾りながら、単独で成立しがたいものは無い。つまり正義という現象は科学分析や歴史検証の対象ではない。
しかし正義の味方や正統派理論はゲームモデルによって分析的に考えることができる。
ジャパンハンドラーであるマイケル・グリーンが『河野談話の見直しと尖閣諸島への公務員常駐施設の建設は、日米関係にマイナスの影響を与える可能性がある。これらと比べると重大さは低いものの、靖国参拝も同様だ。』と言っていた。これがゲームだった。そこで
慰安婦問題で政府見解を国連で表明し、河野談話を葬ったことは前進ではあったが、強制連行した性奴隷を従えて戦争をした日本人を暴露して人類に罪滅ぼしの約束と”そのような日本人“のいない未来の実現が正義と信じる人々にとって“正義”の消えることはない。悪に拘った日本人のイメージは残る。そういうゲームだから関わるだけで損失を生じる。それが社会システムとなっている韓国。
なぜなら彼らを生み出した社会の要求する明白さ(反論し得ない根拠)がすでに前提とする社会的刻印(北朝鮮)を受けている。ある場合には修正不可能に狂っている。
例えば、ある政党から生じた反主流派を主流派が消したいと思えば、政党自体の主流派を消滅させて、さらに政党の掲げた正義の旗を生み出した社会自身(ドイツの場合は中産階級諸政党の消滅と政治幻滅)→(中産階級の希望は公共事業とドイツ再軍備によって満たされそうに見えた)の崩壊→再生させなければ達成しない。
1934年ナチスドイツの「長いナイフの夜」も政党内部テロによる徹底した政党の作り直しであったからテロは成功し、後年共産党と共闘しても、ヒトラーのナチスは党員からもドイツ国民からも求心力を回復した。希望を満たすべき中産階層の党としてナチスドイツは政権を把握できた。(ヒンデンブルク大統領の脅しがなければヒトラーは盟友処刑まで徹底してはできなかっただろう。ヒンデンブルクの功績は過少評価気味)海外から奇跡にも見えたヒトラーの独裁までの経過は敵を撃ちながら身内を撃つという再生の政治原理で解明できる。
その後このドイツ歴史はタブーとなったので人類社会に何も教えていない。学ぼうともしなかった。その後の世界中に生じた自称正義派の分派分裂は数えきれない。もっと一般的に言えばリアルの違いが階層や国境の向こう側とこちら側とで違いはじめたときから別の価値観が生じてくる。さらに近年はネットからも情報を得ている層とテレビだけが情報源の層とでは価値観が分岐するだろうと思う。さらにいえば、マスコミの中にいて正義に染まった人びとは退職後も一般人とは別の事実基盤の上に立って、一般が知り得ない明白さや予定調和があることも避けられないだろう。
サイバー流「正義」の下手人
つまりは線の向こう側との間で正義の修正や事実の修復など歴史を振り返ればこの先望むべくも無し。施政方針演説からは前年まであった「最も重要な隣国」との表現は消えた。隣国ほど警戒と威嚇をもって接すべき国はない。日本の場合6つある、1中国2台3.4南北朝鮮5ロシア6アメリカ
追補「安倍晋三首相は2012年12月26日夜、首相官邸で就任後初めての記者会見に臨んだが、会見の後半には、同席していた杉田和博官房副長官(71)が、体調不良で突然倒れ、警護官(SP)に運び出されるというハプニングがあった。」これが何者かによる攻撃であったとしたならば、当然公安警備畑の杉田和博氏が電磁波で狙われた事例になる。隣国のどこかによる公開処刑を目にする寸前だった。そして安倍晋三は2022年7月8日に殺された。
このゲームの結末は正義と信じる集合の制限のない分裂であり、その分裂速度は社会の異分子の流入流動速度に比例し、信仰や世間の暗黙知=常識の重さに反比例する。つまり分裂こそが正義と信じる者たちにとっては信仰と世間の暗黙知を壊すことが「正義派」の共通した手法になる。超限戦に臨む保守主義者は共通した手法に警戒心を持つべきであり、そのように見れば、日本人の習慣や信仰の独自性を奇妙さに置き換えて発信する欧米や中共支那のメディアに警戒すべきでしょう。ではなぜ分派や異文化が線の向こう側でき続けるのか?国民国家の一体性に異分子が注入される準備段階が気づかないところで作られる歴史がある。蓮舫がいい例であろう。
若い頃のインタビュー
一神教、農業、啓蒙主義、科学技術、社会主義などの異分子は長期間の準備が必要だった。異分子注入に関して20世紀は時間のかかるイデオロギーの時代だったが、今はテクノロジーの時代。ソフトウェアだから気づいたときには発生している。自然界にある境目ではなく、カネの境目(垂直統合の境目)で起きている。
追補2018.8.3
『・籠池泰典の長男である籠池佳茂が暴露
証人喚問で読み上げられた言葉は籠池泰典氏の言葉ではなく、ライターとして活躍している菅野完先生(44歳)が書いたものだと、籠池泰典氏の長男である籠池佳茂氏(37歳)が暴露したのである。』
追補2018.9.19
新潮45が杉田水脈の言い分を乗せたことに抗議が殺到しているらしいが。。杉田議員の言ったことは彼らが言うようにナチスドイツの優生思想と同じではない。本当かどうかは確かめようもないが知られるとことの障碍者殺害抹殺は役に立たないという理由で7万人殺したといわれる。LGBTの子供を産まないという発言を(役に立たない)と読み換えて、生活保護などの補助金を出すべきでないというのは補助金の趣旨に反しているという意味でどこがナチスと同じ思想になるのだろう?世の中に役に立たない政治家や役人や会社員や会社役員はいっぱいいる。役に立たないのに公的に保護されている(身分保障)のはほんとうは既得権益の乱用であるのだが、LGBTの場合は新たな既得権益を求める勢力と合流してややこしいことしているわけだから、そのように読み取るべき発言であり、私は杉田水脈議員を支持する。しかし役に立たないと単純化した分析をするのではなく補助金の趣旨から発言すべきだった。自ら選んで不利益な状況になっている人まで救う必要は公助にはない。